内容説明
ハンサムな若き石油王カル・ラングトリーは、“世界一の独身貴族”と評され、常に紙面を賑わしている。すぐ女性を追いかけ、落としたら興味を失うのが悪い癖だ。その後始末をするのは、秘書であるサブリナの役目。どうして私がこんなことをしなくちゃならないの?彼に憧れていたため、最初の頃こそそう考えて落ち込んだが、この6年の間に、ボスのプライバシーを守るのも仕事と割り切り、密かに抱いていた恋心も胸の奥にしまい込んだ。だがある日、サブリナにも太刀打ちできないほどの事態が起きた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
3
恋人にお別れの贈り物をするのは結構だけれど、別の女性を伴って買いに行くってどういう神経だ。そういうことをしていたから、本気のプロポーズを信じてもらえないのよ。因果応報。とはいえ、いきなり父親になってからのヒーローは頑張っている印象。誰だって急に父親になれるわけもなく、相手が思春期の女の子となればなおさら。間に入ったヒロインの存在が大きく、ヒーロー娘がどんどん可愛くなるのがいい感じ。三人で仲のいい家族になれそう。大事な場面で「肝心なこと」を父親に気づかせてくれる12歳、エライわ。^^素敵なお話です。2013/08/12
ちゃろ
2
⭐⭐社長×秘書。ヒロインは6年間も恋心を抑えて秘書をしている。ヒーローに12年前に生まれた娘がいたと突然判明。ヒーローの父親としての成長もののようでした。全体的に爽やかなんだけど、ヒロインが秘書を辞めようとして、突然、ヒロインの大切さに気づくなんて嘘っぽいなあ、って。それまでは、彼女と別れる時のプレゼント選ばせたりしてたくらいなのに。ロマンス色薄めでした。2014/09/11
くろうさぎ
1
電子書籍にて。プレイボーイな大富豪なヒーローの、とってもよくできる秘書を務めるヒロイン。すごい昔の恋人が妊娠して両親と取引して子供を養子に出していたことが分かり、しかも養父母がなくなっており、娘を引き取ることによって、生活がいっぺんする。2012/11/04