外天楼

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外天楼

  • 著者名:石黒正数【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063761597

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内容説明

外天楼と呼ばれる建物にまつわるヘンな人々。エロ本を探す少年がいて、宇宙刑事がいて、ロボットがいて、殺人事件が起こって……? 謎を秘めた姉弟を追い、刑事・桜場冴子は自分勝手な捜査を開始する。“迷”推理が解き明かすのは、外天楼に隠された驚愕の真実……!? 奇妙にねじれて、愉快に切ない――石黒正数が描く不思議系ミステリ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

348
不思議な世界観だなぁ。いろんな短編が繋がって一つの話になるのがへんなねえさんとかであったような構成を思い出した。フェアリーという人造人間のようなものの成り立ちなどあらゆる話を1巻に詰めているのが良かった。2017/05/28

126
びっくりした。何の予備知識もなく読み始めて、ごく一般的な少年達の日常物語なのかと思ってたら、どんどんとんでもない方向に展開して、エッジの利いたギャグを散りばめながらも悲しく、せつなく。それでも読後感は悪くない。読んだ後の時間が経つほどに思い出すとじわじわくる。感想であまり多くを語らないほうが良い作品だと思った。2013/10/17

kanon

78
この漫画を読んで確信しました。石黒先生は才能の塊だと。最初らへんの馬鹿らしいミステリをも伏線に使ってしまうとは恐ろしい。しかもその馬鹿らしい話でさえ、驚かされる。何なのか。この細部までちゃんとした物語の一部で、物語の終始無駄が無いこの本は。石黒さんは、最初からもうこういう物語を描こうと考えていたのだろう。考えないで描いていたらただの天才。だってこの掲載誌、メフィストですよ。季刊です。その間を目にもしない物語の密度。掲載されている他の本格ミステリ小説にも引きをとらないです。石黒さん、さらに好きになった。2012/03/16

exsoy

57
最初の話からこんな結末になるとは全く思わなかった…かわいそうだった。2013/02/10

mt.gucti

51
最後に向かって綺麗に終息していくさまは、まさに石黒劇場。ラストは少し物悲しいですが、最後のページの掲載誌をみて納得でした。絵柄からすると、結構最近な感じですね。ますます今後が楽しみです(*^.^*)。2015/03/15

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