内容説明
日本人が漢字に出会って1600年の歴史です。漢字が伝来する以前に日本には固有の文字はありませんでした。本書は漢字が日本に伝来し、浸透し、定着し、普及するまでの歴史をエポックごとにわかりやすく解説。そして漢字が大衆化し、漢字制限論が提唱されるまでの流れをエピソードをからめて紹介しています。
目次
第1章 漢字が伝来する―六世紀まで
第2章 漢字が浸透する―七・八世紀
第3章 漢字が定着する―九~一二世紀
第4章 漢字が展開する―一三~一六世紀
第5章 漢字が普及する―一七~一九世紀中頃
第6章 漢字が大衆化する―一九世紀中頃以降