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内容説明
「神奈川県からエネルギー革命を興す」ことを旗印に、実際に知事として選出された著者。
「脱原発」を唱え、原子力発電に依存しない社会づくりをめざす。
そのために、太陽光発電や風力発電、水力発電などの再生可能エネルギーの普及を促進させるという。
また、エネルギー効率を高め、環境への負荷を低下させたスマートシティの方向性を打ち出す。
「圧倒的なスピード感」を県庁に浸透させ、県民の総力戦を訴える。
「創エネ・少エネ・蓄エネ」というフレーズで解説した自治体発の「エネルギー革命」宣言の書である。
脱原発の大きなうねりのなかで、再生可能エネルギー、代替エネルギー化を具体的にどう進めるのか。自治体、企業、家庭での姿を描く。
【著者紹介】
神奈川県知事
目次
第1章 知事としての「エネルギー革命」
第2章 エネルギーのパラダイムシフトがはじまる
第3章 太陽光発電はどこまで進んでいるか
第4章 わかる!「創エネ」最前線
第5章 わかる!「蓄エネ」「省エネ」最前線
第6章 地産地消のエネルギー革命でこう変わる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nagomin
4
エネルギー政策や、電気のことについていい勉強になった!2021/05/06
ophiuchi
2
【地産地消のエネルギー革命】震災後に神奈川県知事に当選した黒岩祐治が、今後のエネルギー政策について書いた。早くも政治家らしくなったと感じたが、ざっくり知ることが出来たと思う。2011/12/06
パッチ
1
元キャスターでジャーナリストである神奈川県知事が熱く語る脱原発、エネルギー革命の宣言書である。神奈川県のエネルギー政策を知るのは当然のことながら、日本の再生可能エネルギーの最新事情が要領よくまとめられていて、まずまず役に立つ。政治家としていろいろな配慮が見受けられるものの、神奈川県のエネルギー政策のスピード感は伝わってくるし、黒岩さんの語りも熱くて歯切れはよい。2012/04/15
瀧本往人
0
神奈川県でどういったエネルギー政策がうちだせるのか、その模索の一部を公にした書。しかし「模索」があまりにも現実と遊離し、本書もその混乱の一部となってしまった感がある。国にまかせきりにせずに自ら発案し行動している点は評価したいが、今ひとつ、本書の趣旨が分からない。http://ameblo.jp/ohjing/entry-11478002072.html2013/02/25
Naota_t
0
★3.1 適当に選んだら、自分が住んである県知事の本で驚いた。結構分厚い割には買いている内容は薄い。新書というより、論文のような内容で、事象の説明を転記しただけ、というのが大半、残念。読んでいて飽きてくる。もっと政策や想いの部分、知事を通しての経験談を描いたほうがいいと思う。黒岩知事は神奈川県をスマートグリット都市にしようと奮迅している。私が住んでいるアパートの駐車場にも電気自動車用電源がある。コンビニにも電源はある。太陽光発電をもっと身近にすることは絶対にいいことである。是非これからも推し進めてほしい。2018/06/14