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内容説明
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「みえぬけれども あるんだよ」――数の宇宙にひそんでいる、思いがけない現象におどろく。ごくありふれた日常の情景を感性豊かにとらえた金子みすゞの詩。ごくありふれた顔つきに見える数たちもまた、それぞれに個性的で、ふしぎな性質をもっている。完全数、フェルマー数から、素数定理、相互法則まで。まったく新しいアプローチで数論の魅力を語る入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいちゃん
19
僕の理解が浅いのか、なんかあっちにいったりこっちにきたりって印象でどうもだめだった。とりま、素数ってすごいんだなぁー。2017/11/23
ケニオミ
11
『「金子みすゞの詩」で語る数論』というサブタイトルを見てしまったからには、金子みすゞファンの端くれとしては良まいといけないでしょう。こんなノリで読み進めましたが、初心者向けの数論にも係わらず、途中で数論は諦め、みすゞの詩ばかり読んでしまいました。「数学は美しい」とよく言われますが、何だか「あばたもえくぼ」的に、数学が好きな人は、数学の何でも美しく見えてしまうのではないでしょうか。(はい、数学が分からない私のひがみです。)数論はさておき、みすゞの詩は良かったです。2018/02/03
ちくわん
7
早速読んでみた。期待とは裏腹に、何かちぐはぐな感じ。うまくコラボできていない。後で数学の所だけ拾い読みしよう。 まぁ、チャレンジは必要。2017/10/22
わんにゃん
5
算数のテストがわからない時、時間つぶしで数字をこねくり回してたまにはこういう簡単な規則みたいなものも見つけていたけれど、当時はあたりまえか、と片付けてしまっていたな。もしかしたらあの時本当はもっと楽しむべきだったのかもしれない。あと、確かに数学と金子みすゞの詩の奥深さ、というか、感動?は通じているところが多いかもしれないけれど、でももう少しその繋がりを読者に伝えて欲しいとも思った。なんとなく融合しきれていない印象。もっと金子みすゞの詩を活かして欲しい。2021/08/04
蛸墨雄
5
眺めた。確かに、おお、ってこんなシンプルに素数を振り分けできるんやと「!」となることが多々あったが、それをしっかりと理解し尽くそういうほど、根気と時間がないし、新書だと端折ることも多く、作者も言っているとおり数学って美しんだよと言うことをのみ改めて理解した(できた)。このコラム的な作品が大学への数学に連載されていたと知り、なるほどと独り言ちた。2020/03/20