大いなる謎平清盛

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大いなる謎平清盛

  • 著者名:川口素生
  • 価格 ¥679(本体¥618)
  • PHP研究所(2012/02発売)
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  • ISBN:9784569800493
  • NDC分類:289.1

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内容説明

皇位継承をめぐる天皇側と上皇側の争いなど、朝廷や貴族の対立が混迷を深めた平安末期に、史上初の「武家政権」を打ち立てた平清盛―。
だが、そんな時代の革新者である清盛も「生母が不明」など、前半生を中心に謎に包まれている。
そもそも“平家の天下取り”は、清盛一代だけで成就できたことなのか?
そして平氏政権がもろくも滅亡した理由とは?
本書では、「白河上皇の忠臣だった祖父・正盛」「院政と結びついた異例の栄達」「治承三年のクーデター」など、清盛の波乱の生涯に秘められた真実が明らかとなる。
朝廷と貴族が混迷を深めた平安末期に、初めて「武家政権」を打ち立てた平清盛。その秘められた若年期など、時代の革新者の生涯を追う!

【著者紹介】
歴史研究家

目次

第1章 清盛の出自と、平家の後継者への道(謎に包まれた「清盛出生」の諸説;時代の先駆者―祖父・正盛と父・忠盛 ほか)
第2章 「武者の世」へ変革を志向し続けた清盛(「院政」と結びついた異例の栄達;清盛の決戦(1)―保元の乱 ほか)
第3章 為政者・清盛の日常生活と先見性(人間味溢れる日常生活と素顔;為政者として気配り上手だった清盛 ほか)
第4章 清盛の家族と平氏一門の謎(清盛の盛室・平時子とその一族;戦乱に運命を委ねた清盛の弟と息子 ほか)
第5章 清盛の最期―平氏政権の誕生と滅亡(清盛の決戦(3)―治承三年のクーデター
清盛の最晩年と最期(上)―晩節を汚した清盛 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

22
大河終わったのに今さら~、という内なる声を聞きつつも(笑)平清盛及び平家とその人々について分析した一冊。大河では採用された「清盛=御落胤」説を懐疑的に判断していたり、一緒くたにしていた平家を「武家の平家(伊勢平氏など)」と「公家の平家(清盛の妻・時子の実家)」に分けて分析することで、平家の隆盛をより明確に表していたり、とドラマだけでは理解しづらい、史料から見る実態を感じることができる。晩年の清盛についても、フォローすることなく「別人のようだ」とバッサリ切り捨てているのも好印象。2013/04/02

ようはん

12
平清盛についてその生涯や逸話、伊勢平氏のルーツや他の平氏との違い等分かりやすく解説しており読みやすい内容だった。2021/05/09

脳疣沼

3
初学者には保元の乱とか平治の乱とか分かりにくい。平の何某が源の何某と戦って、と言うのは教科書を読んだだけじゃよくわらない。登場人物が多すぎて判別が難しいのだ。しかし、本書はその辺はかなり気が利いていて、系図はもちろんのこと、例えば、「平忠正(忠盛の弟、清盛らの叔父)」などというように、必ず人物の相関がカッコ内で示されている。おかげであまり混乱せずに読める。2015/11/17

のら

1
初心者向けに書かれたようだが、著者も素人か。新書を参考文献に新書を書いている。だから混乱したか、いきなり白河院と鳥羽院を間違える、軍記物は参考に資料価値がないと言った口で保元物語を参考にあげる、河内源氏の為義による地位低下を知らない、人間関係・力関係を理解していない…。初心者が間違えて覚えると困る著述が目立つのでお勧めできない。2014/10/10

のら

0
さっきの感想の続き。最後まで読めば印象が変わるかと思ったが、間違いだらけ。著者の無知、思い込みに腹が立つ。読むに値しない。2014/10/10

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