東電解体 ――巨大株式会社の終焉

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東電解体 ――巨大株式会社の終焉

  • 著者名:奥村宏【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
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  • ISBN:9784492395578

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内容説明

なぜ倒産させないのか、誰が責任をとるのか。東京電力は株式会社であり、株主有限責任が原則である。東京電力が経営破綻すれば倒産して、株式は無価値になり、株券はタダの紙切れになるはずだが、そうなっていない。また債権者である銀行は債権を放棄することない。なぜ倒産させないのか。なぜ司法が介入しないのか。誰が責任をとるのか。50年以上、株式会社を研究してきた著者が株式会社としての東京電力という視点から「21世紀の日本で起こっている不思議な問題」について明らかにする。

目次

第1章 原発事故でその正体をあらわす
第2章 地域独占企業としての電力会社
第3章 大企業体制の中枢
第4章 なぜ倒産させないのか?
第5章 国有化したらどうなるか?
第6章 「東京電力を解体して分割せよ」
第7章 経営者の責任
第8章 作られた神話―落ちた偶像
第9章 「巨大株式会社の時代」は終わった
第10章 企業改革法を!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

燃えつきた棒

16
ど素人の僕などは、原発推進は国策だったのだから、原発事故の処理は、利益優先の一営利企業などに任せるのではなく、国自らが責任を持って当たるべきだと思うが、著者は東電のみならず巨大株式会社の解体を説く。 「原子力ムラ」、そこにあるのは、僕らが日本の現代史の中で嫌というほど見てきたお馴染みの「暗い絵」だ。 2016/04/12

Hiroki Nishizumi

3
東電たたきで終わってはいけない、日本における法人資本主義のあり方を見直すべきとの論調に賛同。東電は特殊な例ではなく日本企業の典型だと感じる。そして事故がなければその実態が表に出ることもなかった。2018/09/04

かやん

2
内容が薄かったかな。週刊誌のコピペは信憑性があるのかいなか。 所詮上が変わらなきゃってこと。でも変えたいと思う人はいないでしょう。 じゃあどうすればいいのでしょう。一般庶民は・・・2013/09/30

Hiroki Nishizumi

2
東電の今後についての各論ではなく、巨大株式会社の時代が終わりつつあるとの総論。著者得意の法人資本主義の矛盾指摘は納得出来るが、来るべきスキームについての描写が力不足。評価D2012/08/13

horabook

2
★:全く読むに値しない。事実認識も主張も浅すぎる。2012/05/27

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