日本人にしかできない「気づかい」の習慣 - ディズニーと三越で学んできた

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日本人にしかできない「気づかい」の習慣 - ディズニーと三越で学んできた

  • ISBN:9784844371335
  • NDC分類:159

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内容説明

日本人にしかできない「気づかい」とは何でしょうか? 気づかいとは、お金で買えるものでも、売るものでもありません。サービスではなく、「自分がしたいからしてあげる」。「人のために自分を引っ込める」。そうして人のことを慮る習慣は日本にしかないと著者は言います。老舗料亭で生まれ、三越で働き、本場アメリカのディズニーに出向。日米を舞台に世界中の人と仕事をしてきたからわかった気づかいの習慣を述べていきます。自身の体験だけでなく、日本文化やディズニーなどの話を織り混ぜているので、人を気づかうということが感動的に理解できます。

目次

第1章 料亭と三越とディズニーで学んできたこと(料亭と心―心をもって、正しきことを行う 三越と型―技を極め、自在に操る ほか)
第2章 日本人にしかできない「気づかい」の心意気(情けは人の為ならず―大商人の教え 自分が楽しまなければ人は気づかえない―芸者と舞台 ほか)
第3章 人と関わり合う上で欠いてはいけないこと(人は人によって磨かれる―器と創造力 好かれようとすれば誰からも好かれなくなる―シンプルに考える ほか)
第4章 気づかいが気づかいのできる人を育てる(三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる―江戸の知恵 自分をコントロールできなければ他人は動かせない―怒らない、失望しない、あきらめない技術 ほか)
第5章 周囲の誰をも満足させるプロとしての気づかい(日々の一挙手一投足が人格をつくる―変えるべきもの、変えてはいけないもの 気づかいを無意識に行うためのたった1つの方法―あの手、この手、そのまた一手 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二代目 びあだいまおう

62
会社の社員研修の一環で著者の上田先生に講演をお願いしました。お話も分かりやすく、この本に書かれている内容も多かったです‼️私は割りと『気づかい』の行動が思い浮かぶ方だと思います。これまでの経験や、やはり読書の効果があるのでしょう‼️ただ、その全てが『後になって思い浮かぶ‼️』のです?? ダメじゃん‼️俺の気づかい、全然間に合ってないじゃん‼️ だから人をもてなすことより、人を育てる方が向いてんだろうな? あっ、とてもいい本ですよ、読みやすくて‼️??

ひろちゃん

62
「好きな人になにかをしてあげたい。これが気遣いの基本だ。」好きな人なら溢れるほどいっぱいおるし、利用者さんのことも好きだからこれなら私にも出来るかもしれない!!!と思いました。「強い目的意識を持っていれば日常のなかのチャンスが見える」目的意識、例えば何かをしてあげたい!だけとかでもいいのかな?人のことを理解する必要があるな。「時間にルーズ、挨拶を忘れる、ツケはすべて自分にくる」細かいことこそが気づかい。すべて面倒くさい私にはすごく痛い言葉。色々すごい本!好き勝手に今が楽しい人生を送ってていいのか?と思った2016/06/29

Miyoshi Hirotaka

49
私が所属する少林寺拳法では自己確立、自他共楽を教えるし、柔道では精力善用、自他共栄を教える。どちらも、自分の成長と周囲との調和を説くものだ。ところが、この真理には、武の道と無縁でもたどり着くことができる。老舗料亭、三越、ディズニーとで学んだのは、人を幸せにすることを自分の成長の糧にすれば、人生に深みや面白味が出てくること。必要なのは周囲に対する気づかい。これは、悪い習慣を止め、良い習慣を積み重ねることで誰にでもできる。しかし、そのためには自尊心をもち、己を磨き続ける必要がある。武道と逆だが同じ結論になる。2017/03/23

蓮華

29
三越で働いていた 著者が気づかいとはどういうことをいうのか教えてくれる。 自分が大切に思う人に何をすれば喜んでくれるだろうと考え、実際にすることが気遣いの本質。 普段からそれを意識する習慣をつけ、回りを見渡し、人の気持ちを察知したい。2018/02/06

なかもも

21
やっぱり人との出会いと一緒で、必要な本が必要なタイミングでめぐってくるものなんですね。ずっと部屋に積んでいたのを手にとってみると、今の自分にとって大切な内容ばかりで…。様々な面で自分の気持ちを救ってくれましたし、人間関係を築くうえで忘れてはいけない、優しい心遣いや謙虚な気持ちなど、大切なことを再認識させてくれました。何度も読み返して内容を染み込ませたい。傍(はた)をラクにできるような働きができるよう、わたしも精進します。どこか上品な空気が感じられる、質の高い一冊。2014/12/03

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