内容説明
十九世紀末、皇帝の密命を受けたオーストリアの若き軍人・レオポルトとマクシミリアンは、連続失踪事件の真相を探るべく、ヴェッテン城に向かう。だが、城の主人・シュメルツァー公爵の碧い双眸を見た瞬間、レオポルトの胸にかつてない感情が湧き上がる――。しだいに明らかになる失踪事件の謎。そして、シュメルツァー公爵出生の秘密。二人が城で見たものは黄昏のハプスブルク家が生み出した耽美な迷夢だった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nono
5
BL。19世紀末、ハプスブルク王家に纏わる愛と死の物語!?ルートヴィヒ二世、フランツ・ヨーゼフ、エリザベート、皇太子ルードルフ等歴史上の人物と話を絡めて、仲々読み応えはありましたが、散漫な印象。好きな事が一杯詰まった作品だとは思いますが、膨大すぎて追いかけるのが大変。宝塚の「エリザベート」を思い出しながら読めて楽しくはありました。トート閣下の歌がBGMだわ^^2016/10/12
春日
4
世界史好きの腐女子さんが小説を書くとこうなる…ということで、はいまさに世界史好きでアレな自分にはど真ん中でしたありがとうございます。王室とか外国ものでBLちっくなものはあるにはあるんですが、ちゃんと、史実を踏まえてのトンデモはなかなかないのですよね。2013/10/09
らび
1
新人賞受賞作。十九世紀末のオーストリアを舞台に繰り広げられるミステリー耽美風味、というとあまりにざっくり過ぎるだろうか。軍人マクシミリアンとシュメルツァー公(表紙の二人。ちなみに公は既婚者)という、男性二人の関係を主軸?に置きながらも、どうも視点はそっちではないような雰囲気。著者が世界史好き、ということで、彼ら二人を、というよりはこういう時代・場所の話を書きたかったんだろうなぁ、という印象を受けた。ので、ぶっちゃけていうと、BLを期待するとちょっと違う気がする。そしてまとめとしては、やっぱり女性は強い!!2011/12/28
夕梨
1
七生子さんと同じで、レオとマックスの関係が好き!!面白かったです。歴史と耽美がここまで融合するとは。。是非次も歴史小説を書いて欲しいな、と思いました。軽いBLばかり読んでた(それも大好きですが(笑))のですが、久し振りに頭を使う小説を読んで満足!2011/09/16
yufha(ユウファ)
0
これからが楽しみな作者です。きちんと書くポイントが押さえてあって。奥行きもあってなかなか。




