内容説明
震災や不況で自信を失っている日本。多くの会社が、効率化やコストダウン、利益極大化を目指し、製造拠点を海外へ移そうとしている。日本の「モノづくり」の危機が叫ばれる中、著者が、日本再生の鍵になると感じている製造業の現場を徹底取材。松下幸之助や本田宗一郎のように世界で認められた日本の職人達は、何に苦悩し、何に挫折し、何に希望の光を見出しているのか。世界の最前線で活躍する彼らの苦悩と挑戦の様子を克明に描いた、血湧き肉躍るヒューマンドキュメント!
目次
第1章 革新と伝統から生まれる至高のゴルフクラブ―本間ゴルフ
第2章 日本有数のワイン会社で個性を極める焼酎造り―メルシャン八代工場(八代不知火蔵)
第3章 美と機能を追求する究極の磨き屋―山崎研磨工場
第4章 日本製造業の空洞化を防ぐ満天の星々―コニカミノルタ
第5章 新素材開発から見直される日本のコスト第一主義―クラレ
第6章 グローバル化を成功させたチャレンジ精神と「ご先祖さま」―キッコーマン
沖縄編(アンナが咲かせる琉球泡盛という情熱の花―宮の華;離島の経済を支えるサトウキビという単一農産物農業―波照間製糖/シートーヤー)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sanchai
3
これくらいのこだわり、これくらいの根気があってこその「奇跡」なんだろう。成功はそう簡単には得られないというのを知るにはいい取材録。2019/04/30
アンディ・ワイス
2
工場見学で取材することによって、職人のワザがいかに凄いかを語っている。本間ゴルフ、メルシャンの焼酎、新潟燕の山崎研磨、コニカミノルタのプラネタリウム、クラレ、キッコーマン、琉球泡盛。ただ、モノづくりにばかりスーパーインポーズすると、どうしてもビジネスモデルの検討が疎かになってしまう。良いモノは必ず売れるは幻想なんだ。2026/03/10
ばなな
2
付加価値をつけて売る。そして、職人の技術の継承伝承。そして、市場ニーズに謙虚に耳を傾ける。やっぱり企業にとって人は、財産だよな。こうゆう、技術の職人、匠大好きですね。2012/05/13
アジャ
1
最近はITや先端技術などに注目が集まりやすいが、この本ではなかなか接する機会がない6社と沖縄の企業を紹介している。人件費削減のための海外展開が出来ないキラー技術がいかに重要かがわかる。コニカミノルタのプラネタリウムと、オンリーワンを目指す開発者を見守るクラレの企業風土が面白かった。2021/04/13
黒とかげ
1
うーん。「奇跡」と名打っているがものづくりに「奇跡」はないと読んでいるとわかってくる。ものづくり素晴らしい!で終わってしまうのは残念。2019/10/12
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