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内容説明
戦後最大の国難を乗り切り、新生日本を創るのは坂本龍馬のような人材しかいない! 本書は、ソニー元常務にしてソニー龍馬会の会長が示す「強い日本再生への行動論」。なぜ龍馬は多くの日本人にいまも愛されるのか。著者はその秘密を「高い志」「広い視野」「ベンチャースピリット」「行動力」「説得力」「人間的魅力」「先見力」といった切り口から浮かび上がらせる。わずか33年の生涯で、脱藩を二度繰り返し、海援隊を組織し、薩長同盟から大政奉還へと国の進路を舵取りした男の生き様を学ぶことで、いまの日本人に欠けているものが自ずと見えてくる。とくに著者は、日本は高い技術力で世界に勝負を賭けねばならぬのに、ベンチャー企業が輩出しない現状に警鐘を鳴らす。また、著者は龍馬暗殺の謎にも迫っている。本命は中岡慎太郎殺害であり、龍馬は巻き添えを食ったのではないかと。事実関係を押さえたうえでの推理として興味深い。
目次
第1章 龍馬が歴史に残した足跡<br/>第2章 「高い志」と「広い視野」<br/>第3章 「ベンチャースピリット」<br/>第4章 「行動力」と「説得力」<br/>第5章 「人間的魅力」<br/>第6章 「先見力」<br/>第7章 龍馬暗殺の真相に迫る<br/>第8章 出でよ、平成の龍馬!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜郎自大
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蓑宮さんの著書。 氏の風貌や話しぶりから見ると、文筆の鋭さと精緻な分析に驚く。 坂本龍馬の軌跡を筆者の独自の分析眼で読み解くところは迫力がある。 人生は脱皮の連続として捉えると、自分自身の人生もこれから何回か脱皮してより大きなフィールドで闘わなくてはならない、と思わせてもらえる。2016/10/08
は た さ わ
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ファンが書いてる事もあり、少し言いたい事が過熱してるような気がする。しかし、現代に必要なものを指摘している一冊だと思います。2015/11/07
Ryuji
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★★★
Masakazu Nakamura
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大の龍馬ファン、ソニー出身の蓑宮先生の渾身の一作。 びっくりするくらい詳細に一次資料を調べており、事実と独自の解釈がつづられている。 高杉と勝の扱いがちょっと可哀そうな感じだけど(笑)2011/09/10