角川文庫<br> 殺人鬼 ――覚醒篇

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角川文庫
殺人鬼 ――覚醒篇

  • 著者名:綾辻行人
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2014/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043855056

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内容説明

90年代のある夏、双葉山に集った〈TCメンバーズ〉の一行は、突如出現した殺人鬼により、一人、また一人と惨殺されてゆく……いつ果てるとも知れない地獄の饗宴。その奥底に仕込まれた驚愕の仕掛けとは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

273
ホラーだわ。そして、グロいというよりエグい!書いてる人が楽しんでるとしか思えないぐらい、容赦なく残虐に惨殺されてるわ!あまりにエグくて、仕掛けとか気にしてる余裕がないです。しんどかった! ただ物語は、麻宮が中学生ながらに格好良かった。そこだけは、怖くてしんどい中、魅入られました。2018/06/14

🐾Yoko Omoto🐾

163
聞きしに勝るグロさだった。残虐行為の描写を文章と割り切って流せればさほどでもないのだろうが想像力の逞しいタイプには辛い作品。生き地獄そのままのグロテスクな描写にかなりのダメージを受けた。だが冒頭のはしがきからインターローグを含めて散りばめられた周到な伏線など、やはりただのグロホラーでは終わらないところは流石で、全体の仕掛けや作品の雰囲気は如何にも綾辻さんらしい。真相の全てを看破できる人はまずいないとは思うが、読み終えてみればなるほどの手がかりが巧妙に潜んでいる。真相はまさに綾辻流ホラーファンタジーだ。2014/08/14

ナルピーチ

156
狂える本能、狂える衝動、狂える欲望…正体不明の“殺人鬼”が、そこにいるもの全てを喰い尽くす…。双葉山にキャンプに訪れた一行に襲い掛かる恐怖の一夜。狙われたが最後…“奴”から逃れる術はない。残虐に…そして残酷な運命がもたらすのは、誰にも届く事のない断末魔の叫び声…その文体から滲みでる様に、一頁、一行、一文字から戦慄の恐怖が怖気る様に伝わってくる。だが決してこの小説が殺戮だらけのスプラッター小説で終わる事はない。最後に待ち受ける驚愕の真相。やはり綾辻作品はこうでなくては!最恐にして最驚のホラーが此処にあり😱2023/08/05

takaC

156
献血中(予約して行くとたいてい血小板成分献血20単位になり所要時間45分前後)に読む本としてはグッドチョイスだったとは言い難い。なんかあれだな、ハイテク取り入れた21世紀版書いて欲しいかも。どうでしょう、内田先生。2016/06/18

ダイ@2019.11.2~一時休止

140
殺人鬼その1。タイトルからも予想できるグロいシーンが満載のホラーミステリー。耐性の無い人にはオススメできない。2013/11/20

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