BERET SCIENCE<br> 科学者たちはなにを考えてきたか : 見えてくる科学の歴史

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BERET SCIENCE
科学者たちはなにを考えてきたか : 見えてくる科学の歴史

  • 著者名:小谷太郎【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • ベレ出版(2013/08発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784860642945

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内容説明

さかのぼること2000年。古代ギリシャの時代から、現在に至るまで、科学と科学者はどのような物語をつむいできたのでしょうか。それぞれの時代にさまざまなことが考えられ、パラダイムを形成し、失敗を繰り返しながらも連綿と続いてきた「科学のストーリー」は、時に甘美で時に苦しく、現代に生きる私たちを惹きつけます。「生物学者としてのアリストテレス」など、意外(?)なことを知ることも本書の魅力の一つです。

目次

第1章 古代哲学者の科学―物理とは遠くにありて想うもの(デモクリトスの原子論―生物は無感覚な原子から生まれ出る 自然哲学者アリストテレス―史上もっとも偉大な科学者の呪縛)
第2章 近代科学の勃興―理論で予想、実験で検証(最初の近代科学者ガリレオ―暗黒の中世を終わらせ、科学に革命をもたらす ニュートンの力学―宇宙を支配する法則を解き明かす ラプラスの魔―科学原理主義者の過激な思想)
第3章 ところが、宇宙は予想可能ではなかった(ボルツマンのエントロピー―謎めいた物理量の不吉な予言 ポアンカレとカオス―未来を計算で予測することは不可能だ)
第4章 科学が永久に知り得ないことがらについて(アインシュタインの相対性理論―宇宙への見方を全く変えてしまった革命的理論 フォン・ノイマンの自我―量子力学は精神の存在を証明した?)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shigoro

4
アリストテレス→ガリレオ→ニュートン→アインシュタイン(省略あり)といった超有名科学者たちを軸とした科学の進展。大雑把すぎる気がするけど、これはこれでありなのかな。有名なことでも知らなかったことが結構あったりしたし(汗)。それにしてもアリストテレスの呪縛はスゴイな。これが正解だと皆が思い込んでしまっているから、1900年も誰も間違いに気づかずにいたとは。 2012/08/24

Sleipnirie

3
軽快なノリと率直な口調でユーモアやディスりを交えながら物理学者の歴史を解説。 細かすぎない感じが良い。 古代ギリシャのアリストテレスの説を抜け出すガリレオやニュートンらの活躍で近代科学が始まり、ニュートンの理論すごすぎるので、過去や未来まで分かるんじゃね?という考えが広まるけど、熱力学・相対論・量子論・コンピュータの発展により、そうでもない感じというところまで。2016/12/21

あわうみ

1
科学史のテスト対策に読了。最後の方はよく分からなくなったが、全体的な流れは振り返ることができた。1つ前に読んだ別の本だと、「ニュートンは若い時に力学を完成させていたがなぜか公表しなかった」とあったが、こちらの本ではその時点ではまだ完成していなかったという違いが気になる。まあ昔のことだからはっきりしないんだろうなあ。2012/07/16

kiro

0
科学者のいろんなエピソード満載。知らなかった話も多く,勉強になった。このくらい科学史についてなめらかに説明できたら,いいなあ。もう少し現代まで言及してくれるとよかったかも。2012/02/10

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