会社がⅤ字回復する! 経営者のための損益計算書活用術

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会社がⅤ字回復する! 経営者のための損益計算書活用術

  • 著者名:久慈俊幸【著】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 幻冬舎メディアコンサルティング(2025/02発売)
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  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344948792

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内容説明

社員が動けば会社が変わる!

「損益計算書」は社員の自主性と経営マインドを引き出す最強のツール!

昨今の物価高や人口減少による市場の縮小、働き手不足など、多くの企業にとって厳しい経営環境が続いています。国税庁が2023年に発表した資料でも国内全企業の65.3%が赤字となっており、なかでも都市部の大企業に対して資金・人材とも乏しい地方中小企業はより苦しい状況におかれています。

岩手県で除雪機械や特殊車両の整備・販売を手がける企業を経営している著者は、市場規模が小さく働き手の確保も難しい地方中小企業が経営を安定させ成長していくためには、人材を含めた今あるリソースを有効活用する必要があると述べています。
そんな著者自身も、父の急逝により経営経験ゼロのまま会社を引き継いだ当初は、業績も落ち込み人材も資金も足りない状況をいかにして打開するか大いに悩んでいたといいます。そして、リソースの限られた中小企業だからこそ、今いる社員一人ひとりのモチベーションを高め、自発的に行動できる環境を整えることで組織の持つ力を最大限に引き出す必要があると考えるようになりました。以来、さまざまな施策を試みるなかで特に有効だったのが、本書で紹介している「損益計算書の活用」です。
著者が取り組んでいる「損益計算書の活用」は、単なる財務諸表の共有ではなく、社員全員が各部門ごとに自分たちで目標を設定してその達成を目指すというものです。
この取り組みにより社員に主体性と経営マインドが生まれ、会社全体の士気が向上したことで、40年以上にわたり黒字経営を維持し、現在も右肩上がりで成長を続けています。

本書では著者の経験をもとに、社員のモチベーションの引き出し方や、社員自らが会社の目標を設定するプロセスなど、損益計算書を活用した組織改革のノウハウを具体的に解説しています。
地方の中小企業に限らず、困難な経営状況に苦しむすべての経営者にとって、経営改善や組織改革のための新たな道しるべとなる一冊です。

目次

はじめに
序章
進むマーケットの縮小と深刻化する人材不足
業績回復の糸口が見いだせない地方の中小企業経営者たち
加速する人口減少と中小企業の試練
業績不振の中小企業が抱える課題
厳しい現実の中で会社がV字回復するためには
第1章
業績回復はどんな策を講じるよりも社員のモチベーションアップがカギ
中小企業の成長に必要なのは社員の力を引き出すこと
会社の成長を左右する社員のモチベーションの力
モチベーションが上がれば人材は定着する
困難を乗り越えて経営を安定させるためには
社員のモチベーションを高める意外なもの
第2章
社員のモチベーションを高める最強ツールは「損益計算書」
社員全員で共有し、活用すれば会社はV字回復できる
損益計算書を社員と共有することで、社員のモチベーションが上がる
社員のモチベーションを高めるための「損益計算書」 ~基本的な考え方~
一般的な損益計算書とは
社員のモチベーションを高めるための「損益計算書」 ~実践と効果~
社員とともに活用する損益計算書の効果
【効果①】 社員に経営マインドが生まれる
【効果②】 過去は関係ない。これからの業績にだけ目を向ける
【効果③】 自発的に動けるようになる
【効果④】 社員全員が目標達成を目指す、一体感のあるチームになれる
【効果⑤】 資格を取得し、キャリアを磨く社員が増え、新規顧客も拡大
【効果⑥】 内発的動機づけも生み出し、長期的にモチベーションが維持できる
【効果⑦】 業績のV字回復後、40年以上黒字経営を維持! 長期にわたり業績向上
第3章
会社のV字回復を実現する損益計算書活用のポイント
社員による損益計算書の作り方
社員が作成した数字の3倍が経常利益目標に
損益計算書を基に、売上目標を立てる
経営陣の経費等は本社費にする
社員自らが目標を立て、社長は目標に対して口出ししない
「ワイガヤ」で話し合う大切さ
成長の原動力“Try & Learn” の文化を醸成する
損益計算書は毎月、公開する
経費削減は取り入れずに、利益向上にフォーカスする
毎月の達成度合いに応じてインセンティブを支給する
損益計算書づくりと予祝はセット
常に変化を加えて、マンネリ化を打破
第4章
成長を続けられるか否かは社長が社員に任せられるかで決まる
損益計算書を通じて社員に経営意識を持たせれば業績はあとからついてくる
経営者は中長期的な成長戦略を考える時間をつくる
社員全員が目指せる、共通の目標を立てる
会社と社員は、常に Win-Win の関係を構築する
外から知識を得て、自ら従業員に研修を行う
まずやってみる。失敗したら、次のチャレンジに切り替えればいい
最初から理想を求めすぎない
経営者は信念を貫くための拠り所を見つける
他社の成功事例はそのまま使えない。自社用にアレンジする
社員のモチベーションを高めるさまざまな取り組み
①ありがとうカードの交換
②職場を元気にする人を評価する表彰制度
③関係の質を高めるためにイベントを随時開催
④毎年個人目標を作成する
⑤毎朝予祝を行う
⑥外部講師による研修を定期的に実施
第三者の目から見た当社の魅力を可視化し、アピールする
モチベーションの高い社員が増えると、業績も人も変化する
目標達成の一方で大切な「利他の心」の価値
社員が楽しんで参加できる月例会議
経営者は「コモンセンス」からの脱却を意識する
おわりに

感想・レビュー

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Kengo

0
A2025/05/28

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