仮面ライダー青春譜 もうひとつの昭和マンガ史

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仮面ライダー青春譜 もうひとつの昭和マンガ史

  • 著者名:すがやみつる【著】
  • 価格 ¥1,026(本体¥933)
  • ポット出版(2015/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784780801637

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内容説明

1960-70年代。マンガというメディア自体が「青春期」をむかえていたあの頃-。
1950年に生まれ、月刊少年マンガ誌ブーム、貸本マンガブームと、マンガとともに育ち、
上京後はアシスタント、マンガ編集者を経て、石森プロに所属。
石ノ森章太郎が「唯一の弟子」と認めたマンガ家、すがやみつるが綴る、熱い、熱い「あの頃」。
ジョージ秋山をはじめ、松本零士、本宮ひろ志、そして石ノ森章太郎など時代を代表するマンガ家たちとともに過ごした青春期。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

10
「ゲームセンターあらし」のすがやみつるの自伝。印象度A-  すがやがマンガ少年だったころから、プロアシ、編プロ勤務を経て石ノ森プロのアシスタントになり、「仮面ライダー」で漫画家デビュー。少年時代から漫画に限らず読書家で、その上アシとしていろいろな漫画家の元で仕事してきたので、本書はすがやから見た「昭和漫画史」にもなっていて面白い。新人時代、秋田書店の「冒険王」に「新仮面ライダー」を連載したら、あの壁村編集長に「この下手を首にしろ!」と言われたらしい。石ノ森がかばってくれて首にならずに済んだそうな2021/05/20

hiroshi0083

4
小学3年生の4月に「月刊コロコロコミック」で出会った『ゲームセンターあらし(以下『あらし』)』にはたくさんの魅力があった。 まずは題材への憧れ。当時の僕にはなかなか馴染みのない、高嶺の花だったテレビゲームが題材だったことに強く惹かれた。特に初期の『あらし』のゲーム紹介には理系っぽいロジカルな香りがあり、その大人への背伸び感にも何とも言えない心地良さがあった。 さらに僕をとりこにしたのは、ロジカルな香りとは相反するアナログな魅力の横溢だった。(コメントに続く)2020/05/14

kokada_jnet

3
漫画史をある種、体現しているような前半生(墨汁三滴~アシスタント~漫画編集プロダクション編集者~石森プロアシスタント)は、濃厚なエピソード&詳細な描写で面白い。ゲームセンターあらし以降の後半生が薄味。とはいえ、すがや先生が、仮面ライダーに青春のすべてをささげたわけではないので、これは「題名に偽りあり」では。2011/12/02

もくもく

3
すがやみつるの自伝? 彼はマンガ史の生き証人なのでしょうか? 本書を読むと、あらゆる歴史的名場面に立ち会っているようであります。2011/10/23

刷子筆男

2
漫画史的なものは、その渦中にいなかった研究者のみが記しても仕方ない。実際に昭和のマンガムーブメントの渦中にいて、石ノ森章太郎に師事、メガヒットも飛ばした筆者だからこそ語れる&書ける、リアルな「時代」の記録だ。2022/07/19

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