一迅社文庫アイリス 恋する人魚姫と３つの鍵

著者名：尾久山ゆうか【著】/榊空也【イラスト】

一迅社（2014/06発売）

• ISBN：9784758042505

内容説明

人魚の血をひく侯爵家令嬢ローザの運命の王子様は、帝国の第3王子アシュレイ。婚約披露を兼ねた仮面舞踏会で、ローザは至宝の魔力を被り3ヵ月の記憶を失ってしまう。彼との思い出を取り戻そうとするローザだったが、すれ違いから離宮を飛び出してしまい――!?　傷ついたローザに、人魚族の王子様シェールフェルトは一途な愛を捧げ、そこに海賊王ユリウスまで絡んできて…!?　恋する人魚姫が最後に選ぶ王子様は？　人気作待望の第4弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[シルク]

個人的に「記憶喪失」てのは少女小説、ＴＬにおいて最高のイベントだと思っている(●´-` ●)ﾎﾟ　いきなり何を言い出すかと思われるでしょうが……。ＴＬ読んでて、ヒロインの記憶喪失が来るとｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!　って思う。愛した記憶すら失ってしまったヒロイン、自分のことを思いださせようと必死のヒーロー……なんて美味しいのでしょうか。で、こちら、ヒロインが記憶を失う第4巻（←　なんて乱暴な説明なんだ）。しかしながら、幼稚なヒロインに魅力は皆無。美味しい設定にも拘わらず、「用は無い」と思ってしまった。ううむ

2015/07/26

[しゃちおおかみ]

ふと、ローザ母の番の相手がどうなったのかが気になってしまった。だって、女側は選び放題で男側は一途って･･･えらく不公平だよね･･･逆もまたアリだったりするのかな？。今回の自分内イチバン、実はバスカビルさんのスカウトですね。オズワルドさんの名言は「どっちも大変です」です。アシュレイ、確かに待たずにいただいちゃう方が絶対確実です。きっとそんなすんなり行かないのはわかってるけど頑張って欲しい。そして今回、ローザの「ひっ」が少なくてホッ。

2011/07/22

[宮城]

ユリウスが「スカートめくりの常習犯」扱いには笑えた。大海賊をつかまえて（苦笑） ところでローザの人魚姿を一度イラストでみてみたいかなぁ。

2011/08/07

[雨蛙]

シェールがあまりにもかわいそうすぎて、読むのがつらくなってきた。すきな気持ちってどうにもならないものだとは思うけれど、主人公が幸せならいいという心境までには行かなかった。

2011/07/25

[うさぎや]

４巻。ローザが記憶喪失になってしまってさあ大変、の巻。つくづくシェールがかわいそうで……。そして今回もオズワルドがなんという嫌味眼鏡。

2011/07/17