アクションコミックス 日本をゆっくり走ってみたよ （1）

著者名：吉本浩二【著】

双葉社（2013/04発売）

• ISBN：9784575839258

内容説明

連載作品が終了し、ぽっかり時間が空いた、漫画家の吉本浩二先生は、日本一周バイクの旅に出た。全国にいる大学時代の友達、昔のアシスタントに会い、吉本さんの胸に去来するものは何か？　しかし最大の理由は、忙しくてなかなか会えなかった憧れの女の子に会うためだった。彼女の住む宇都宮にて、吉本さんは誓う。「日本一周して強い男になって、彼女に告白する！」彼女に読まれたらヤバい旅先の話まで赤裸々につづる、すべて実話の旅日記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[しぇん]

Kindle Unlimitedで。漫画でみた小遣い生活といい、凄い行動力だなと。日本一周はいつかしてみたいとおもってましたが、実際やるとやっぱり大変そうですね。あと新型インフルエンザとか時代を感じますね

2022/10/13

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

バイクで日本一周したら彼女に告白、なんだか青春だなぁという感じだけど、彼女に告白を目的なのに途中で風俗に行こうとすることを描いてしまうのが、このマンガ家のすごいというかゆるいところですね。ワクワクドキドキしないけど、等身大の日本一周バイク旅エッセイという感じです。

2012/07/26

[TERu☆]

バイクで日本を一周して強くなって帰って来て、憧れの女の子に告白しよう！　っと言う動機で旅に出てしまった３６歳独身の作者の実話。　劇的な出会いや大きなハプニングもない、ゆる～い感じのマンガだけど、そこがまたリアリティーを感じてのめりこんで一気に読んでしまったところかな！？　こういうの、意外と好きです♪

2011/10/30

[鯨、或は山田]

頑張って気張って準備しても思う通りのツーリングになったことなんぞない。それを諦観を通り越して受け入れられたらオトナなんだろうがなぁ…「できるはず」と「こんなんじゃ…」の交錯がなんだかしみったれたリアルを感じさせる。

2011/07/26

[ikki]

ダメな人なのか？純粋な人なのか？読み手によってはどちらともとれちゃうあたりが（読む時期でも）。旅ものとしての楽しみもふんだんにあり、気持ちがちょっとわかったり、わからなかったりします。背中をおしたくなる１冊です。

2011/07/22