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内容説明
ドル安の流れが止まらず、ユーロ加盟国の財政危機が続く。世界はこれから始まる通貨大戦争を経て、ドル基軸通貨体制の全面組み換えに発展することになる。大きな流れは二つ。人民元をめぐる米中の闘いとリーマンショック後の金融危機の後遺症だ。そしてその流れに「ドル」の先細りが重なる。本書はドル体制が崩れていくプロセスとその後の新体制を予想し、また日本の新たな「成長戦略」も描いていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
通貨の値段が一体どのような理論で動くのか.エコノミストは実際の動きに当てはまる理論を構築している.しかし,それは今までの動きを説明するものであったとしても,将来を保証するものではない.現実においては,様々な要因が需給を変化させているため,すべての理論は後付の理屈となってしまう.2011/12/04
Row_the_Punks
1
購買力平価説や予想インフレ率等、基礎から為替、通貨を学んだつもりだったが、この本の通りだとすると、為替変動の要因が多すぎて、わからなくなてしまいました。ですが、アメリカの金融政策が、主な要因と著者もみとめており、取りあえず、アメリカの政策は注目して行こうと思います。2012/11/15
Naota_t
0
『2時間でわかる外国為替 FX投資の前に読め』(朝日新聞出版、2008年)に続き、氏の著書は2冊目だが、それと同じく分かりづらかった。 本書に関して言えば、通貨全体をマクロ的に俯瞰しながらも、ミクロ的な話題を突っ込んでくるので、自分にはまだまだ難しかったです。 通貨系の本はやはり一つの通貨に関して書いてあるものがいいです。 個人的にポンドがずっとドルや円に比べて安定しているのに興味がある。 結果論だけれど、イギリスはユーロを導入しなくてほんと良かったね。 2012/11/05
Taro.H
0
サブタイトルどおり円高が続く本当の理由を探りつつ、その説明を通じて為替の仕組みもわかるような本。為替の基本的な理屈は分かっている(つもりだ)けれども、実例は全然わからない、という素人の自分にはちょうどいい一冊だった。「円高が敗戦になるかどうかは、ひとえに日本の今後の方針、戦略にかかっている」と述べる著者、仰る通り過ぎて何も言えないが、「大人の事情」ゆえに変わらないのが日本。私なんかはもうこの国にたいして期待はしていない。2012/06/11
大猫熊
0
通貨制度をひとつにしようとして、通貨を自由に売り買いをした結果がこうなのか、その行先がよくわからない。わかったのは、ドル円安は円高だ、ということぐらい。ドルとユーロと人民元と、そこに円があって、通貨危機に生き残る通貨は何か、それはまた、何を意味するのか。基軸通貨の考え方で統合されるなら、何をもって通貨戦争ということになるのか。金融の支配を企むのは、人間か、巨大資本の欲望か。変動相場制に移行したのが1973年、プラザ合意が1985年、それから後の日本は潰れずにやってこれたのだから、これからもやれるのだろう。2012/03/24
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