出版社内容情報
極力水と肥料を抑えることで、作物本来の生きる力を伸ばし、おいしくて安全で栄養価が高い究極の食材をつくる著者の農法は<断食農法><スパルタ農法>という別名でも知られています。その一般的な農業常識を超えた栽培法の秘密を紹介。究極の食材を家庭菜園やベランダで自分で作れます。
本書は作物の原産地の環境を再現することで、おいしくて、栄養価の高い究極の野菜、果物をつくる永田農法のエッセンスを、豊富な写真、図解入りで紹介しています。本来草食性の牛に、骨粉を与えた結果発生した狂牛病に象徴されるように、今の農業は収穫重視に傾きすぎて本来の姿からかけはなれたものとなっています。われわれが毎日口にする野菜や果物も、水と肥料のやりすぎが原因で、まともに育っていないものがほとんどなのです。 ならば、どうしたらよいのか。土をつくらず、水をあたえず、肥料も抑える<常識破りの栽培法>を伝授します。
目次
永田農法を知る
おいしく食べる
実を食べる(トマト;なす ほか)
葉と花を食べる(ほうれん草;ブロッコリー ほか)
根などを食べる(じゃがいも;玉ねぎ ほか)
21世紀の食を考える
鉢で栽培する
著者等紹介
永田照喜治[ナガタテルキチ]
株式会社永田農業研究所代表取締役。株式会社健菜代表取締役会長。1926年熊本県天草生まれ。神戸大学経済学部卒業後天草に戻り、農業に従事。砂栽培に独自の工夫を加え、「断食農法」「スパルタ農法」と呼ばれる農法を考案。世界的な農業指導者として、日本全国はもちろん、台湾、フランス、中国など海外諸国でも活動している
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感想・レビュー
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