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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
10
最初に書かれているとおり、感覚的にはそうだろうと思いつつ、データとして表現できない部分。他の要素の入り込む余地が多いからだ。面白いと思ったのは、実証するためのデータと結果。状況(職種など)によって、同じ承認というものであっても、結果が異なるということ。どういう人にという部分は予想できる範囲であったが、いろいろ考えていきたいと思う。職場の空気作りの基礎かもしれないし、職場に限らないのだとも思う。2014/09/08
香菜子(かなこ・Kanako)
7
現役の研究者である太田先生が実証研究した承認の効果をまとめています。今までのような成果主義ではなく、承認を通じて組織で働く職員や社員のモチベーションを高めることを提唱しています。承認の意味や必要性がわかりやすくまとめられています。2017/09/12
suma2021
4
承認することがモチベーションを通した育成において重要なのは肌感覚でもわかっている。長期的な組織全体の成長を考えれば単に承認するだけではなく、事実に基づいたフィードバックが承認とセットになる。本書を読んで参考になったことは、組織である以上アウトプットに差が出るのは必定だが、高パフォーマンスの者には、能力、業績、貢献度を承認する。それ以外の者には局所的に優れた部分を承認すること。 本書にはあまり書かれてなかったがネガティブフィードバックも必要なのだろう。2024/01/22
nakmas
4
作者はあえて、社会人にも「褒める」ことの重要性を、統計や幾つかの特長的な職種でのケーススタディによって説いている。 子どもをどう褒めるべきか、と考えていた時期があった。 今の結論は、 ・親の感情、虫の居所、に左右されるような褒め方はしない。 ・漠然とした形容詞ではなく、具体的な達成に対して「できたね」と褒める ・何より、「ありがとう」と感謝を伝える というところに行き着いている。たぶん大人も同じ。2016/05/13
天使
2
前の承認欲求繋がり。 結局人間は1人では生きられないから、他者からどう見られているかを考えたり他者からどう承認されるかを気にしてしまうのはそもそもの性質なんだなぁと改めて考えさせられた。 褒め方が上手な人って出世するよなぁってほんと思う。2021/04/05