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内容説明
相続税対策に、私設年金にと、いま「アパート経営」旋風が列島に吹き荒れている。しかし、ちょっと待った!これからの賃貸経営は赤字会社をつくるようなもの。絶対にするな、いっそ現金化せよ。その理由は…。“日本一不動産を買う男”が警告する。大震災後、不動産は180度ここが変わった。
目次
はじめに アパート経営を検討中の皆さんへ
プロローグ
第1章 東日本大震災から不動産は大きく変わる
第2章 年金に相続税。不安心理につけこむ「賃貸経営」
第3章 今からのアパート経営は必ず赤字経営になる
第4章 「一括借り上げシステム」は家賃を保証するものではない
第5章 土地は現金化し、使い果たす。これが究極の相続税対策です。
あとがき アパート経営の崩壊はすでに始まっている
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みんと
13
アパート経営を検討中の人がこの本を読んだら、あっという間に投資熱が冷めてしまいそうな内容である。 現在のアパートの空満室状況って約5割ずつ、家賃収入が最初の額で支払われるのは3~4年、更新ごとに何百万というリフォーム代を取られる。 これらのことって本当なのか。 一括借入サービスの罠というべき、落とし穴に気付かなければローンを抱えた上に、想定していた収入は半分ほどに減り、安泰な老後という夢は崩れ去ってしまう。2013/08/22
やてつ
7
自社PRと自慢話の記述がやたら多いところはザンネン(>_<)ただ相続税対策としてアパートを建て賃貸経営することへの著者の警鐘は一理あると思った。2013/04/30
くものすけ
5
目から鱗が落ちた! ここまで端的に発言されている本はなかったが、ある意味不動産投資の根本的な問題を直言した書であると思う。不動産=金融業界のタッグが過去の問題の元凶と指摘。歴史は繰り返すのでこの分野へ素人は深入りしない方が良さそうだ。2019/10/17
太郎
3
同じ作者が、年金は自分で作れ!という本で アパート経営をすすめていたが 今度はするななんだね。 読めばわかるけど、自分の会社の宣伝だね リスクのない投資があるのかね2012/05/24
ロバート・カワサキ
3
マンション投資に興味があったので、読んでみた。最近不動産投資の広告が日経新聞にしょっちゅう掲載されているけど、人口減少の昨今は空き家がへるであろうという話には納得する。「一括借り上げシステム」は家賃保証ではなく、家賃収入が減ることもあるという点は全く知らなかったので参考になった。2012/04/14