内容説明
映画『ロック わんこの島』ノベライズ!
2000年8月、三宅島大噴火。全島民避難のさなか、飼い主と離ればなれになった犬・ロック。その後、東京での避難生活の中、奇跡的に再会を果たすロックと芯。しかし、東京での避難生活は予想を超えて長期化し、ロックと芯には再び別れなければならない時がやってきて…。
噴火を生き抜いた復興のシンボル犬、ロック。実話から生まれた奇跡と感動の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
10
《私‐図書館》三宅島の噴火で、ロックと家族は島を離れ、別々別々に暮らすことになる。予想外に長い間離れてたなあ。復興まで大変だなあ。2013/05/12
アンジー
1
表紙の犬が可愛くて、借りてみた本だったけれど、良かった。まず、【住めば都】ということが、島に対する貴子の思いの変化から分かった。次に、ロックと数年ぶりに会うことができた場面で、何年経っていても、頑張ってお世話をして、大切にしていたら、忘れていることはない、いつか思い出すということも分かって、命の尊さや素晴らしさみたいなものも感じることができた。2016/09/04
のぞみ
0
芯くんのロックを強く想う気持ちに感動しました。噴火は火山国の日本にとってよくあるものだと私は思います。でも、三宅島の噴火は知らない人が多いので、三宅島の噴火は忘れないように次の世代に引き継いでいきたいです。2017/04/20