内容説明
1981年、直木賞作家で脚本家の向田邦子さんは、飛行機事故で不慮の死を遂げた。向田さんの没後30年にあたる今年、『寺内貫太郎一家』、『あ・うん』、『阿修羅のごとく』など数多くの名作ドラマを遺し、いまなお、人気の衰えない向田ワールドの魅力の裏に隠された、その人となりや作品へのこだわりを、新鮮な切り口で解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
35
12年前、向田邦子の没後30年に刊行された佐怒賀三夫のエッセイ集。長年テレビ批評をしてきた佐怒賀のエッセイは評論の手法を取りつつ向田脚本を解読しながらも、しかし評論的な冷たさを感じないのが特徴だ。エッセイの中で佐怒賀が指摘している通り、向田は直木賞作家となったが意外にも本業のテレビでは賞に恵まれなかった(没後にいくつかの賞を取るが)。同じテレビ業界にいる身として佐怒賀に忸怩たる思いがあったことは想像に難くない。よって彼の向田に向ける眼差しは熱く優しく、と同時に深くなっているのだろう。(つづく)2023/06/20
りえこ
6
卒業論文は向田邦子論だったので、向田邦子さん関連本は読むようにしています。又、向田作品を読みたくなりました。自分の産まれる前のテレビドラマの事がたくさん書かれていて、見たいなと思いました。2012/01/19
千頼
2
この1年ほどで一気に向田邦子さんにハマり、関連本は欠かさず読もうとしているところ。これはなんだかすごく寂しくなる一冊だった。作品というよりも、亡くなってからの時間がすごくすごくもう昔なんだなぁと思ってしまう。向田さんのイキイキとした作品を読みたくなった。【図書館本】2021/09/26
rinrin
0
【BOOK(2014)-222】!!!!!2014/11/21
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