ぼくらのよあけ(1)

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ぼくらのよあけ(1)

  • 著者名:今井哲也【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2013/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063107586

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内容説明

2010年、地球に“SH3・アールヴィル彗星”が接近した。時は流れ2038年、夏。宇宙大好き小学生、沢渡(さわたり)ゆうまは、謎にみちたモノと出会う。人工知能を搭載した家庭用オートボット・ナナコの体を乗っ取るように出現したそいつは、2010年に地球に降下したとき大気圏突入時のトラブルで故障し、団地に擬態して休眠していた人工知能なのだという。「私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか?」団地経由の宇宙行き、大スケールの極秘ミッションが始まった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いっちゃんず

31
子供達が見つけた「宇宙船」。高度文明の産物であろうそれが小学生と対等に会話しているので、てっきりだまして利用しようとしているのかと思って読み進めてみたら、何のことはない、素直に読んでよいジュブナイルSFだった。子供達は成長し、AIも成長し、大人達は子供の頃に帰る。『なつのロケット』(あさりよしとお)、『夏のロケット』(川端裕人)を思わせる良書。2015/05/01

T.Y.

19
2038年、宇宙マニアの少年ゆうまは、家のオートボットのAIをの取った異星人の宇宙船AIと出会う。大人達には秘密でコアを取り戻し、宇宙船を宇宙に帰すための子供達の夏の冒険……男の子の未知への憧れや女の子への反発、女子間でのコミュニケーション上のいじめといった子供達の心情を繊細に描きつつ、宇宙人との出会いというブレイクスルーの契機に重ねた内容は素晴らしく、現実味のある未来文明と技術的断絶という部分も見事。最後では親世代から引き継がれたものが示唆され……子供達は出会いで何を得るのか、当然次巻も読まねば。2016/04/24

本木英朗

17
最初はアニメで見たのだが、本当に超面白かったので、原作漫画も買って読んでみた。2049年、都会の片隅にある団地に住む、宇宙好きの小学4年生・沢渡悠真は、地球に接近するという彗星に夢中だった。ある日、沢渡家のAI搭載型家庭用オートボットが何者かにハッキングされてしまう。それは“二月の黎明号”を名乗る地球外の存在で……という話だ。やっぱり超面白いです、ハイ。俺的にはやっぱり沢渡はるかがいいかな。声優が花澤香菜ってところがよかったです。まあ、他の声優もみんないいけれどね! ……というわけで2巻に続く。2024/01/03

本木英朗

12
2回目である。しかしやっぱり今回も、超面白いね、ウフフ! 今回はやっぱりナナコ&2月の黎明号。どちらもロボットでないのだが、それはいいとして本当に超よかったぜ、ウンウン!! 人間では銀くんかなあ。まあその他のキャラもよかったけど。……という感じで後編に続く!!2024/08/01

Te Quitor

12
完成度が高いジュブナイルSF。非常に狭い規模でSFが展開する。親・子ども二世代の描き分けも上手くリアルだ。SFではあるが日常を描いているのが良いと思った。設定がしっかりしているので青春ものとしての魅力に溢れている。普段漫画を読まない人にもお勧め出来る作品だね。2016/07/14

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