中公文庫<br> 大江戸 女花火師伝

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中公文庫
大江戸 女花火師伝

  • 著者名:矢的竜【著】
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • 中央公論新社(2012/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122054967

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内容説明

花火の老舗「鍵屋」を守ろうとする女棟梁・佐絵と婿養子でありながら戯作者を目指す修三。二人の夢に松平定信、十返舎一九、滝沢馬琴ら実在の人物や「鍵屋」から分家した「玉屋」との確執もからみ、将軍・家慶の日光東照宮参拝直前の大事件の後に思いも掛けぬ真実が明かされる……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たみ

14
江戸の挿絵には放射線状の光が描きこまれている。炎と黒煙、衝撃が土砂を巻き上げる。「こうした爆発の光景は、葛飾北斎の時代、火山爆発の折などを除けば、ほとんど目にすることはなかっただろう。ところが北斎の読本挿絵にはちゃんとこれが描かれている/奇想の江戸挿絵」…花火ってどうなんだろう?と思い、花火と戯作が両方出ている小説が読みたくなった。実質棟梁を務める老舗:鍵屋の佐絵と、男の名が必要で婿に選ばれた戯作者志望の修三。北斎は出てないけど蔦重や一九、馬琴も登場。狼煙の話もおもしろかった。歴史群像大賞優秀賞作品。2015/10/05

ばな

1
ストーリーは凝っていて面白かったです。老中とのあんな確執(被害妄想だけど)は、あり得ないので白けてしまいましたが。筆が良くも悪くも淡白な作品でした。 2011/08/20

はささ

0
★4 花火という言葉だけに惹かれてよんだけど、なかなか面白かった。2013/08/08

のら(ぶんちょう)

0
女だてらに花火の棟梁となった女性の半生。実在の人物も多数登場で読み応えありました!2011/11/22

kikimimi30

0
☆32018/10/08

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