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内容説明
恋に仕事に人生に、大正文豪も忙しいのだ!! ――“僕たちはただ百年残る言葉を探しているのだ そのために今 生きているのだ”文壇のスーパースター、芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ)。緻密に入念に作品を彫琢する一方で、女の罠にコロリとはまってしまう偏屈でハンサムな愛すべき男の素顔とは……? 数多のマンガ読みが偏愛する奇才・松田奈緒子がデビューまえから温めてきた待望作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
93
ずっと読みたかったのに手に入らなかったコミック。古本市でようやく出会えた。期待通りの面白さ。芥川龍之介というと、冒頭の萩原朔太郎や室生犀星が感じてたように高慢で神経質で気難しいイメージだった。とても繊細で不器用な人だったんだな。軽やかなタッチで描かれているけれど、その生きづらさや作品へのこだわりが伝わってくる。時代背景や文豪たちの関係性がとてもわかりやすく頭に入ってくるのもコミックならでは。一巻だけというのがもったいない作品だと思った。2018/11/03
紅香
34
松田さんが芥川龍之介を描きたいと思って20年も温めてきた作品。ほぅ~(//∇//)っとため息をつくような素敵な芥川龍之介に内容に大満足でした♪文豪さんたちの位置関係、家族制度、時代背景も分かってとても興味深い。『僕たちはただただ百年残る言葉を探しているのだ。そのために生きているのだ。』ままならない世界、幸か不幸かは、関係ない。話の筋すらも。未来に向けて発信する切なくも熱い情熱、願い。そんなキラキラした生きた証、願いを受け止めるのは私達。是非とも読まねば。未来に生き続けることが文豪さん達の望みなら喜んで⭐2014/09/14
Shimaneko
31
友人が貸してくれた初読み作家。大正ロマンな世界感と絵柄が見事にマッチしてて、でもネームの口調はもろにイマドキ風というギャップがかなり好み♡ 1巻こっきりなので、かなり駆け足気味なのが惜しい。作者もホントはもっと描きこみたかったんだろうに。2014/08/21
永野芽郁と田中圭を足して2で割った寺
30
漫画芥川龍之介物語。さほど期待せずに読んだら結構面白かった。室生犀星と萩原朔太郎が芥川家を訪問する所からスタート。大正時代の有名文化人が続々登場。平塚雷鳥・川端康成・大杉栄・小島政二郎・菊池寛・谷崎潤一郎…文学者はみんなイメージがありキャラクターが立っているから面白い。芥川のあらゆる悩み事も詰め込んであるのも良い。もっと長く描いて欲しかった。芥川も良いが、1話での「幸福である必要があるかい?」「僕たちはただ百年残る言葉を探しているのだ そのために 今 生きているのだ」と言う朔太郎が格好良い。2014/09/13
ヒロ@いつも心に太陽を!
28
表紙買いが大当たり、面白かったー(*^□^*)!!芥川龍之介ってこんな人物だったのか〜なんて愛すべき男!!『緻密に入念に作品を彫琢する一方で女の罠にコロリとはまる偏屈でハンサムな男、芥川龍之介の素顔とは?』作品はともかくそんなに人物像に注目したことなかったからすごく新鮮な気持ち。いま無性に彼の作品が読みたい(´ω`*)☆それにしても彼を取り巻く人物が名だたる文豪ばかり!室生犀星に荻原朔太郎、川端康成、文豪ではないけど新しい女性の姿を世に示した平塚雷鳥まで。これは純文学ファンならずとも一読の価値はある!2011/06/25