内容説明
年表は単なる史実の羅列ではない。
日本人の精神を形づくった歴史上の出来事を年代順に解説した本書は、歴史を貫く「日本人の物語」をあざやかに浮かび上がらせる。
日本を建国した天皇と、中世以降に出現した武人(武士と軍人)との関係性。
外国との交渉を絶ち、世界に誇る独自の文化を生んだ、平安朝・江戸幕府の長い平和な時代……。
それらの「物語」は現代のわれわれに何を問いかけているのか。
戦後史観に覆い隠された、神代からつながる現代日本の姿を明らかにし、日本人が失いかけている自信と誇りをよびさます、待望の渡部昇一版“国民通史”。
目次
第1章 古代篇
第2章 中世篇
第3章 戦国篇
第4章 江戸篇
第5章 明治篇
第6章 大正・昭和篇
第7章 戦後篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
2
現代史にかなりの紙面を割いていて渡部史観を満喫できます。2013/07/15
まるたや整骨院
1
一番最後に「民主党政権」 面白かったです。2016/11/23
donadona
1
皇紀にのっとり、神代から始まる日本の歴史の本がなんと少ないことか。この本は天照大神と素戔嗚尊の誓訳、そして紀元前660年初代神武天皇の即位から始まる、正当な日本史。皇紀は戦前の教育にはあったが、戦後教科書から消された言葉。皇紀という年数の数え方があることを1人でも多くの日本人に知って欲しいです。神代を記載した画期的な歴史の本。
kyhitsuji
1
こっちの本は「読む年表中国の歴史」と比べて随分著者の感情が入っているなと感じた。特に新井白石、鎖国に関しての記述は意見が割れそうです。2012/11/17
なな
1
神話から現代までを通して構成。歴史の教科書よりよほど読みやすく面白かった。もちろん著者の目を通した"歴史"であるけど、それは自分で勉強して咀嚼していけばいい。日本史を勉強しなおしたい私には調度良い土台となる本だと思う。2012/08/15