内容説明
絢子が十九歳で結婚してから二週間。新婚生活もつかのま夫が殺された。しかも殺したのは兄の岳夫だった!? 幼い頃から、恋を邪魔する兄に困りつつ、いつしか慣れてしまった絢子だけど、今回はマズイ。警察に疑われてるみたいだし、夫の弟だという謎のイケメンも現れて……。夫の死は哀しいけど、まだ恋心も捨てられないビミョーなお年頃の絢子の運命は? 痛快ユーモア・サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
39
設定も展開もハチャメチャ無茶苦茶だけどスラスラ読めるありがたい本だった。最後は色んな意味でびっくり仰天。(笑)2014/10/04
coco夏ko10角
13
結婚してすぐ夫を殺された絢子、犯人はおそらく兄で…。著作には軽いノリのも多いけどその中でもこれは特に軽い。2025/04/25
なごみ
5
赤川次郎さんの小説は二冊目で、なんとなく構成は同じだったけど最後の方の急な解決にはついていくのが大変でした^^;でも面白かったです2012/05/07
HK
4
出張の往復飛行機で一気読み。28年ぶりの赤川作品、読みやすいけど、なんか軽すぎて物足らない感を持ちながら読み終えた。だが当時もこんな感じで、この軽い感じが読みやすさになり、当時の自分にとって面白さになってたんだろうな。作中に固定電話がよく出てくるけど、なんでケータイじゃないんだろ?古い作品なのかな?って思ってたらそのとおり、28年前の作品でした。つまり自分が読んでた頃の作品(^_^;) そりゃあ当時と変わらないわなw 今度赤川次郎の最近の本も読んでみよう。感じ方違ってるかも(^_^)2013/10/28
kaizen@名古屋de朝活読書会
4
西山絢子の夫が兄に殺されたのに,なぜ悲しまないのだろう。 説明不足なのは,赤川次郎の手法なのだろうか。 存在感のない人間,存在感のない感情。 赤川次郎が描写したかったものなのだろうか。 数多く作品を書くと,一辺倒になるのはうんざりなのかもしれない。 実験的な作品なのだろうと思いました。 次々といろいろな性格の主人公を生み出す赤川次郎。 たまには,休憩もしたいのではないか。2011/08/13
-
- 電子書籍
- 死霊術師ウェルツの平和論【電子限定特典…
-
- 電子書籍
- うそつき婚と星月夜(1) マンガワン女…
-
- 電子書籍
- それでも愛を誓いますか? 分冊版 9 …
-
- 電子書籍
- ダークローダーズ - 魔王のおしごと …