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内容説明
一歳から九歳までを児童養護施設で暮らした著者が当時の思い出を丁寧に描いたノンフィクション・コミック。傷付き励まし合いながら、世界の秘密の扉をひらいてゆく少女たち。かつて子どもだったすべての人に読んでほしい胸に迫る物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
52
こんなふうに客観的に語れるのは、理解力があり心が育っている証拠だろう。持って生まれたものと、やはりいい施設だったのだと思う。近過ぎてレビューを書きにくい。それで深夜にこっそりレビューをあげているのだが。この方のブログで書かれている里親による虐待が、実は深刻な問題だ。精神的虐待も含めたら相当な数になると実感している。里親制度を推進しているし被害者保護の観点からも世に出しにくい。正義のお面を被った悪魔に、私たちはいいように踊らされる。2016/02/19
鷺@みんさー
39
親には親の、それはそれは様々な事情がある。肉親に毎日虐待され家庭という檻の囚人になるよりは、こんな施設で育った方が幸福かもしれない。だけどそれは、親や大人が決めるのではない。子どもが自分で感じること。時折面会に来る母親は、娘に愛情のお返しを求める。それが義務であり、いつまでも馴染まない子は「子どもが悪い」「かわいくない」になってしまう。…ああ、子どもの目というのは、何て鋭いのだろう。年功序列の中で学ぶ社会性、平等の原理の中で時たま顔を出す「特別」。相変わらず、優しくも鋭いタッチで、あの日々が描かれていた。2020/08/28
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
16
我慢できず紙の本を買った。ちょっと!印象全然変わる。もちろん、もっと重い。もっと滲みる。もっとすごい(語彙)。紙の本って体にくるね。 https://bookmeter.com/books/62414702023/07/13
ひま
8
漫画は普段登録しないけど。とても良かった。 #明日ママがいない 騒動知った漫画。施設で育った作者の子ども目線で描かれている。あ、ちょっと大人になった作者の目線で補完されている複雑な子ども無意識な残酷さ、優しさが丁寧に描かれていて、いろいろ考えさせられる。シスターの言葉がいいなぁ。2014/02/01
もっち
8
作者・りさりさんの児童養護施設にまつわるノンフィクション。自身が施設出身らしく、それだけに描写がリアルで、考えさせられる・・・。子供だからって物事がよく見えないなんてことはない、どころかむしろ驚異的なほど観察してるもんなんですよね。主人公「さり」も言うように、やさしさで成り立つしかない世界の話。もともとWeb公開なので→http://ameblo.jp/sweetcocoamilk/ でほとんど読めるみたい、ぜひどうぞ。初めてこの作者さんを知りましたが、ブログを見るとしっかりした思想を持っているみたい。2014/01/14
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