内容説明
昭和19年、満州。甘粕正彦を魅了した4歳の少女がいた。天性の美貌を持つ信子は、のちに少女画家中原淳一の目にとまり、「浅丘ルリ子」として銀幕に華々しくデビューした! 時は裕次郎、旭、ひばりを輩出した昭和30年代。スクリーンの太陽と大輪の花に、国民は酔いしれた!! めくるめく恋と冒険、スターがスターであった時代の燦めく青春と喝采の日々。自分を貫き生きる女優の、超然とした姿を描ききった傑作大河ロマン!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
エドワード
14
日活映画黄金時代を私たちは知らない。浅丘ルリ子、吉永小百合、石原裕次郎、小林旭はみな貫録のある大スターとして知っている。この小説は彼女たちが青春映画のスターだった時代を描いている。時は流れ、裕次郎も美空ひばりも逝ってしまう。浅丘ルリ子さんは今でも美人女優さんとして健在だが、ここまで来る道は決して平坦ではなかったのだな、と思う。歴史は繰り返す。私たちの憧れた昭和のスター達、今をときめく平成のスター達もやがて去っていくのかと思うとしみじみしてしまう。2011/07/05
元気伊勢子
11
いつもの意地の悪い感じは、封印している様で少し物足りなさもあったが、昭和の芸能界のきらびやかさを楽しめたので良かった。2022/03/21
カナリア
10
浅丘ルリ子を映画で見たとき、本当にこの人は日本人なのかと親に聞いたほど、びっくりしました。当時の私は、中学生。浜崎あゆみが流行っていたのに、なぜか私の中で浅丘ルリ子と岸恵子が流行っていました。そんな憧れの女優さんの恋と仕事の人生を詳しく知ることができて良かったです2015/04/05
てふてふこ
10
戦中~現在まで、実在するスター達を浅丘ルリ子さん目線で語るお話。しょうがないが、やはり遠慮が垣間見え興味が満たされない。でも、裕次郎さん・ひばりさんの魅力がひしひしと伝わって、亡くなった事が今更ながら悲しく思った。2013/01/14
やこ´•ᴥ•`
9
実在の女優、浅丘ルリ子の人生が描かれているんだけど、どこからどこまでがノンフィクションなのか気になった。見知った名前の芸能人たちの、若かりし頃の活躍も新鮮に感じた。浅丘ルリ子さんが本当にこのままの人物なら、とっても素敵です!「自分はたぶんずっと幸福でいられるはずだという確信がある。」こんなふうに思えるような生き方って素晴らしいな。ルリ子が父を亡くす場面では泣けます。2014/09/10
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