- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
両国国技館、日本武道館、大阪城ホール……、大規模な会場で大会を連発するなど、いま、日本でもっとも勢いに乗っているプロレス団体〝スターダム〟。その人気を牽引しているのが、白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)のチャンピオン、中野たむ選手である。
入場では人懐っこい明るい笑顔で会場を魅了したかと思うと、試合では一転、情念に満ちた感情的なファイトを見せつける。そのギャップの虜になったというファンは多い。
プロレス入り前は、もともとアイドルだったという中野選手。なぜ、彼女はアイドルからプロレスという真逆の世界に足を踏み入れたのか。そこに至るまでにはどのような葛藤があったのか。その真意が初めて綴られる。
また、本書のために草津温泉でロケを敢行。永久保存版ともいえる袋綴じ「限界温泉グラビア」も収録。本書を読めば、中野たむのすべてが分かる。ファン必携の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン
21
オカダカズチカと共に応援していきたい。一つの生き方として、強い思いと覚悟を持って生きている姿を、本市の子どもたちにも、大人にも触れる機会を持てたらいいし、応援もしていきたい。2022/12/22
パラオ・スパニッシュフライ
6
去年からプロレスというエンターテイメントを観始めて毎日楽しく過ごしています。プロレスラーは自分が一番強くて、自分が一番目立ちたいと思っている人達ばかりであり、自分をプロデュースして体を張ってリング内外でファンを喜ばせています。そんな人の生い立ちから現在までを知ることができる一冊。人生ドラマチックに展開するわけでもなく底辺を生き抜いてやっと見つけた一つの道であることがよくわかりました。中野たむさんはどちらかと言うと苦手な選手なのですが、この本を読んで彼女の半生は尊敬に値するものであることがわかりました。2022/03/14
mm71
1
キャラ的に苦手な選手だったけど、苦労人でがんばり屋。プロレス、スターダムへの熱量が伝わってきて、好感度アップ。2022/10/13
sheep book
0
執念。情念。終着点。そして女子プロレスの懐の深さが伝わります。2022/07/19