ビームコミックス<br> 金の靴 銀の魚

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ビームコミックス
金の靴 銀の魚

  • ISBN:9784047272408
  • NDC分類:726.1

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内容説明

古今東西、多種多様、変幻自在、五里霧中……この美しくもバカバカしい、愛すべき「人生」よ。えんため大賞出身の気鋭女流漫画家・市川ラク、初の単行本は、役者・漫画家・ミュージシャン等々、マルチに活躍する異才・河井克夫を原作に迎えた、魅惑の短篇連作集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

12
表題作の中の「人間の汚い部分を食べてくれる金魚」がすごいなあ…。ちゃっちゃとおじさんと、フランス語だからわかんないミツコの話も違う意味ですごい。2011/06/04

タマキマタ

6
すごく良かった。「助手席の女」は、なんだか原律子の蒲団娘をホーフツとさせた(どちらも切ない)。表題作も素晴らしかった。河井克夫さんのお話は作者自身の絵が一番いいかなって思ってたけど(河井さんの本「女の生きかたシリーズ」がとても好きなので)、市川ラクさんの絵はすごくマッチしていて素晴らしかった。2015/08/02

よしだ

6
河井克夫さんが原作の短編集。とても不思議な作品。シュールな話もあれば幻想的な話もあり。あとがき通り「変」な本かもしれない。しかし個人的にはこういう作品は大好きである。2011/07/28

てんてん(^^)/

6
読友さんの感想を見て購入。賛否両論なのが判る気がした。何てごった煮感!すごく面白いのからどうしていいか分からないものまで、振り幅が大きすぎて可笑しい。 ムハメドのどアップが最高!あのなんともいえない表情本当に上手いなあ。誘拐犯にボンジュールの発音を直されるのもツボだが、何で白馬の騎士なんだ!? 一番面白かったのは表題作。マルタの気持ちの流れが琴線に触れる。 が、こうもとりとめ無く並べてしまっていったい次回作はどうするんだろう。何となくどれを気に入った人もリピするには二の足を踏むのではと思ってしまう。(笑)2011/06/24

yoshiko

5
シニカルというかシュールというか。あとがきにあった、「丹精込めて裏ごししたスープに、悪気なくマグロの頭をぶち込んで、どうぞ、とお客の前に出したような漫画」。これ以上的確な表現が思い浮かびません。「なんだこれは!?」と思いながら結局最後まで読んでしまった。表題作の「金の靴 銀の魚」と、「ボタンの穴」が読み応えありました。強い印象が残るけど、具体的に何が残ったのか結局分からない。変な夢を見たというのは覚えてて、とても変だったのに、目が覚めてしまったら思い出せない、そんな感覚に近い。変な漫画です!w2011/06/14

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