3.11 クライシス!

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3.11 クライシス!

  • 著者名:佐藤優【著】
  • 価格 ¥1,047(本体¥952)
  • マガジンハウス(2015/05発売)
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  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838722631

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内容説明

2011年3月11日14時46分、マグニチュード9.0の大地震が東北・関東地方を襲った!
 史上最大級の大地震は、巨大津波や原発事故、放射能汚染、避難生活、計画停電……想定外のさまざまな問題を引き起こしている。
“稀代の論客”として知られる佐藤優氏は地震発生以後、ネット、新聞、雑誌などのさまざまな媒体で、今回の大惨事についてのメッセージを次々と発信している。政権への提言、マスメディアのあり方、東京電力への応援、ロシアの動き、危機管理のあり方、日本人のメンタリティ、三浦綾子『塩狩峠』との類似性、放射能汚染、チェルノブイリ原発事故との比較……内容は多岐にわたるが、一貫して唱えるのは<国家の未曾有の危機に、政府は、企業は、個人は、いかに立ち向かうべきか!?>ということ。
 佐藤氏の発信はまだまだ続くが、とりあえず4月初頭までに発信した記事をまとめて、「緊急出版」として上梓する。政府、国民、企業、マスメディア……それぞれの立場で、今回の「クライシス」についてぜひ考えてほしい一冊。

目次

1 ライブドアニュース「佐藤優の眼光紙背」より(国家翼賛体制の確立を!
大和魂で菅直人首相を支えよ
福島原発に関する報道協定を結べ
頑張れ東京電力! ほか)
2 新聞・雑誌論考より(今こそ翼賛体制を確立せよ!
危機管理の要諦はリスクを恐れないこと
頑張れ!東京電力
東日本大震災 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルーツ・リー

7
佐藤優氏が東日本大震災当時に、週刊誌等に書いた文章をまとめたもの。 基本的に、いい事が書いてあったようには思う。 危機にあっても、というより、危機にあってこそ、日本人は真価を発揮し、整然とまとまって行動するのだ。との指摘。 ただ、当時の菅直人総理の元で「翼賛体制」を組めだとか、「大和心」だとか、三浦綾子の「塩苅峠」の、自己犠牲の場面ばかり強調するとか、相当、右派色が強く、左右どちらの極にも与しないと心がけている自分にとっては、受け入れられない内容も多かった。 基本的にはいい事が書かれていると思うのだが…。2022/02/01

ジェンダー

7
この本を読んでいると東日本大震災の事を思い出します。自分は関西なので被害はなかったですが、東電や政府の対応が後手後手に回っていましたが、その中でメディアが批判の記事を多く掲載していましたが、批判をする前にこの危機を乗り越えるにはどうしたら良いか考えないと行けない中での批判する記事を出すメディアにも問題があると思いました。仕事でも何か問題が起こった時にどのような対応をとったら良いか、また情報の伝達についてなど、ものすごい勉強になりましたし、被災地の方達のために自分達も何か出来ればと思いました。2012/12/07

こうきち

1
Kindleunlimitedで読了。数年前に買おうか迷っていて本なので、読んでみました。まあしかし、重複がとても多いので、一冊読んだ気がしませんね。悪い内容ではないのですが、重複を整理したら、3分の1くらいになるだろうなあ。2018/12/04

Riopapa

1
震災の半年後に読んだ。筆者の提言通りにできていれば、事態は少し違っていただろうか。戦後日本は合理主義、個人主義、生命至上主義の近代主義のもとで構築されてきたので、国家の名の下で国民に命を捨てることを強要できないというのは、なるほどと思った。2011/09/24

seicoro

1
☆☆★ 佐藤優さんが3月11日から4月12日までに様々な雑誌、ネットに寄稿した文章を集めたもの。なので、重複が多い、が言わんとすることはとてもよく伝わる。3.11が外交的にどういった影響をもたらしているか、の下りが、やはり興味深い。2011/09/13

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