内容説明
大学院生のシエンナは、モンタナ州の渓谷で夏至を観察していた。そこはかつてジェシー・ブラックウルフという男のものだったという。だが彼の記録はほとんどなく、数少ない記録を調べるうち、シエンナはこの謎めいた男性にいつか夢中になっていた。渓谷にやってきた本当の理由は、彼のことを少しでも知りたいからだ。いったいどんな男性だったのかしら? しばらくそんな物思いにふけり、はっと気づくと、驚いたことに上半身裸の男に抱きかかえられていた。精悍な顔に厳しい表情を浮かべた、なんてセクシーな人なのだろう。しかしふと我に返り、彼の名を尋ねたシエンナは言葉を失った。ジェシー・ブラックウルフ? もう亡くなったはずの彼がなぜここに?■今月から、時空を超えてめぐり合った恋人たちの運命的な恋を描くミニシリーズ『恋という名の奇跡』が始まります。現代の男性にはないジェシーの傲慢さと逞しさにどんどん惹かれながらも、別れを覚悟するヒロインの切ないラブストーリーです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
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再読
ととめ
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ネイティブアメリカンの歴史ある渓谷を調査研究している大学院生ヒロインが1975年にタイムスリップ。その渓谷の所有者であり、ネイティブアメリカンと白人とのハーフである元軍人、投資家ヒーロー。ヒロイン、二度ほど寸止めをくらわすんだけど、本当に酷い。普段の言動も知性が感じられない。高学歴なのにね。2015/11/24
akiyuki_1717
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自分のみに置き換えればパニックになって仕方ないかもしれないけど、助けてくれた相手にこれだけ自分勝手なことを言うのは、お国柄なのかもしれない。2013/07/15
Mari
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★★2012/01/20
MOMO
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・タイムトリップもので、これほどお馬鹿さんなヒロインは初めてだわ・・・なんせ、シェンナちゃんってば男女平等の御旗を掲げたヒステリックで礼儀知らずなうえに、思考能力も分別もかけらもない被害妄想癖のある自意識過剰の最低バカ女なのよ・・・その態度ときたら、まるで大型犬が動かないのを、自分に力があると勘違いしてキャンキャン吠えている小型犬みたいでさぁ・・・ただ、ただ、うッとおしかったわ・・・・2011/07/03