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内容説明
ドリームインキュベータ創業者にして、元BCG日本代表という、まさに日本の戦略コンサルタントの第一人者である著者が、初めてその本業である「コンサルティング」について語る!その仕事の流儀、本当の役割、求められる能力から、知られざる歴史や「お金」の話まで。
コンサルティング業界の人はもちろん、それ以外の人にも多くの発見がある、全ビジネスマン必読の書。
目次
はじめに 「何が問題か」が最大の問題である
第1章 経営戦略コンサルティングの誕生
第2章 なぜ、コンサルティングが必要なのか?
第3章 コンサルタントは、生半可な能力では務まらない―求められるスキルとマインド
第4章 コンサルタントは「プロフェッショナル」である―その仕事の流儀と覚悟
第5章 コンサルティング・ファームを使いこなせる企業が勝つ
終章 これからのコンサルティング―コンサルティングを超えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
34
今までよくわかっていなかった「コンサルティング」という仕事の内容、必要とされる能力などをざっくりと理解できた。2015/08/11
C-biscuit
12
昨年部署が変わった。コンサル業務のウエイトが上がったので今更であるが図書館から借りる。コンサルでは、世界の雄であるBCGがベースになっている本である。著者はそこの出であり、ドリームインキュベータの代表である。コンサルのパワフルな仕事ぶりについて、書かれており、こういう人たちがホワイトカラーエグゼクティブなのだろうと感じる。知り合いが、昨年BCGに入社したが流石に体育会系の東大院卒であった。化け物であるw。そんな厳しい世界であるが、戦略コンサルの活用次第で明暗が分かれる。JALやダイエーの話が印象深かった。2016/01/25
Tomoyuki Kumaoka
11
コンサルタントは日々顧客の課題について考えて、またその解決策を考えるのがお仕事だ。「考えること」により対価を頂く。 彼らはプロフェッショナルである。プロだからこそ、自身の能力がコンサルタントに見合わない場合、辞めざるを得ない。up or out という厳しい世界である。プロスポーツと同じだ。 これからの日本のコンサルティングファームには知的創造力も必要となる。日本の新産業創出のために、戦略だけでなく、技術、政策を融合したコンサルティングが必要とのことだ。 2017/06/30
マガリ
9
コンサルとは何か。この疑問に30年間の経験を踏まえ回答する。「聞く」と「グラフ化」が彼らの仕事だ。『考えること』で対価を得る。実践の経験が成長の要となり、ノートを取る=人に傾聴する、体力が必要不可欠のようだ。現場主義が大切で、『事実』が説得の上で欠かせない。プレゼンも生業の1つ。入念な分析、論理、ストーリー化が基本。成功には4部構成とし、抑揚やアクセントが重要だ。必要な資質は何か。地頭の良さ、素直さ、努力家、打たれ強さ、運の5つ。これらは、業種問わず、一流になるために必要な共通項だ。2011年5月刊行2013/04/13
miyatatsu
5
就活生で人気上位のコンサルティング業界に対して、就活生があこがれだけで見ていて、そのつらさを全く知らないということに気つかされました。私もコンサルティング業界への見方が変わりました。2018/07/24