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内容説明
日本を抜き、GDP世界第二位となった中国。「世界の市場」として熱い視線を集め、外交・安全保障の分野でも存在感は増すばかりだ。しかし、国内では経済格差や環境汚染が深刻化し、少数民族の弾圧、ネット検閲、周辺海域への進出などには世界の反発も根強い。中国は「責任ある大国」になれるのか――。ジャーナリストたちが、中国の深部、そして中国に翻弄される世界へと分け入り、膨張し続ける隣国の現在を描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
poku
4
レポートを書くためにさらっと。今回参考にさせていただいたのは中国の管理変動相場制についての部分。また改めて読みたいな。読売新聞のこの中国取材団は何年かおきに中国に対する本を出しているみたい。 自分の専攻の分野でもあるので、読んだ行きたい。2014/07/26
ののまる
3
あとがきにあるように、多面性と複雑性、どこに座標軸を置くのか、ということを自覚することが大切。2013/09/07
ペールエール
3
経済停滞と叫ばれて急いで規制緩和だろ…。大変だなあーっ。問題は規制緩和で生じる(予定の)バブルがいつはじけるか、それと日本への影響。後、経済云々より人権の確保が先だと思う。下手に情報統制して世論を操るよりオープンにしてSNS交流とか活発にしたほうが経済的にも良い発展の仕方すると思うんだが。2011/12/20
中島直人
3
内容が薄く新聞で十分間に合うのでは?と感じてしまう。でも、手っ取り早く一通りトッピックスは押さえられるので、新聞も本も全く読まないという人にはオススメかも。。。2011/05/10
ななっち
1
読売新聞はタイミングを見て中国についての本を出しているんですね。今回のは海上保安庁と中国漁船の衝突事故という時宜を得ての出版。物量的な脅威を感じる内容ですね。2013/02/06