内容説明
「我々は、ウインドシア六本木をビルジャックした!」。ビル会社社長を人質にとり、最上階に立てこもる犯人。地上で手をこまねく警察を前に、17階のオフィスにいた船津康介はある奇策を思いつくが……。最先端技術を極めた都市の要塞と、どんな時代も変わらぬ人々の「思い」が交差する、どんでん返し満載の城攻めサスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
54
最初はグッと引き込まれたんですが・・・ 福田さんにしては迫力不足だった様に思います。ストーリーとしては面白かったんですが ビルジャックするには 動機が少し乏しい様な❔ 福田さん3冊めなので、他も順繰り読んで行きたくなる作家さんです。2015/06/22
RIN
38
ある意味、福田和代さんの作風だと思うが、文章が巧いからすいすいっと読めてしまうのにあっさりして印象が薄い。本作もそう。ビルジャックという設定だからもっと動機がどろどろしてるとか機関銃バンバンでバイオレンス炸裂とか予想していたけれど・・・。プロローグ終わって本章始まってすぐ辺りでほぼ構図が読めてしまったけれどそこは福田さんの巧さで最後まで飽きずに一気読みさせられた。最近の現実世界が惨すぎるからあまりシリアスなものは読みたくないと感じていた時だったので結果オーライ。ライトなサスペンス。2015/02/07
nyanco
35
とにかく面白かった!!思いもよらなかったトラブルに対処するサスペンス!を描く福田さん。女性作家らしく、そこにヒューマンの香りがプラスされているのが福田作品の特色なんだけど今までの作品はサスペンスの部分にう~~んな微妙なズレ感を感じてました。え~、そんなのありえないじゃん…って感じがして、そうすると犯行動機にも嘘臭さか感じてしまっていたのですが本作はエンターテイメントに徹したのが大正解!ありえない感もあるのですがビルジャック犯達になんとなく共感して読んでいてガンバレ~と応援すらしたくなってしまう。続→ 2011/05/26
seiko★
31
ビルジャック・・・人質の社長は無事救出された。そして犯人も誰も捕まることなく逃げ切り。。。犯人たちの思いとは、、、「地べたに寝っ転がって、踏みつぶした蟻や、草花と一緒に横たわって考えてみないかい。今までおまえにとって本当に大切なものを踏みつぶしたことがなかったかどうか」。。。犯人たちの未来は、これでいいの?と疑問を抱きながら読了。2018/07/10
山茶
26
面白く読めました~。福田和代さんの作品を読むのは3作品目ですが、どれも犯罪者の背景、犯行に至った経緯を感じることが出来、少し同情できるところが好きです。2011/05/16
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