宝塚、おかわり!

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宝塚、おかわり!

  • 著者名:荷宮和子
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787273017

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内容説明

前代未聞の音楽学校裁判に、納得いかないスター人事、的はずれな作品選び、そして客席にはラブストーリーにハマれないファンが増殖中!?「100周年への道」=「縮小再生産の道」をひた走る宝塚-でも、まだまだ味わいどころが満載。

目次

はじめに

第1章 スター展望
 1 さよなら真飛聖――「大丈夫だ、問題ない」とはいかなかったトップ時代
 2 えりたんどうすりゃ委員会II――「相棒」が似合う男役スター・壮一帆
 3 チギちゃんどうすりゃ委員会――相手に「すがる様」を感じさせることによって観客を萌えさせる男役・早霧せいな
 4 みっちゃんどうすりゃ委員会――「大人の男」ができるスター候補・北翔海莉

第2章 公演評
 1 「多感な少女たち」はなぜいなくなってしまったのか――『誰がために鐘は鳴る』宙組東京公演(二〇一一年)
 2 往年の名画はなぜ「ラブロマンス」ではなく「群集劇」になったのか――『麗しのサブリナ』『EXCITER!!』花組東京公演(二〇一〇年)
 3 「私的な復讐譚」は宝塚歌劇となりうるのか――『ロジェ』『ロック・オン!』雪組東京公演(二〇一〇年)
 4 「劇団の使いやあらへんで!?」――『TRAFALGAR(ルビ:トラファルガー)』『ファンキー・サンシャイン』宙組東京公演(二〇一〇年)
 5 「男の命」とは「加害者になる快楽」である――『ZORRO 仮面のメサイア』雪組東京公演(二〇〇九年)
 6 大野×まとぶん=青春の「もろさ」と「熱さ」――『花のいそぎ』星組東京特別公演(二〇〇四年)

第3章 宝塚バカ一代の日々――おもしろきこともなき世をおもしろく

第4章 宝塚バカ一代が分析する「なぜ宝塚は劣化したのか」
 1 なぜヅカファンは宝塚にハマッたのか――「癒し」から「萌え」へ
 2 「浮気をしないストーカー男」こそ男役の神髄である
 3 なぜ第二の大地真央・天海祐希は生まれないのか
 4 ボクの考えた宝塚の未来――そして伝説へ

おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

1
宝塚歌劇団の〈衰退の始まり〉を、時に怒りをこめ、時に諦めとともに撃つ。組織批判/スタッフ批判/観客批判、そして、タカラジェンヌの魅力をスポイルした96期いじめ裁判から発する不信…と、まさしく多方面にわたり宝塚批判を繰り広げる。容赦ない。2014/06/17

shiho

0
面白いとこもあるけどいくらユミコ可愛さでもちょっとそれは…という部分も多い2015/03/01

Tomochum

0
前作では微笑ましかった感情的な部分がマイナスに作用していた。「ヅカヅカの系譜」の頃の客観性を期待していたのですが、失恋の痛み・・・と言ってよいかどうか、辛くて悲しくてどうしようもなかったんだな(私もあれは辛くて悲しくて仕方なかった)、と思いました。共感できる部分も多々あるので、どうか負の方向だけに突っ走らないで下さい。2011/09/04

sutekibito

0
非常に個人的嗜好に偏った内容。アホ・バカといった文章も多く読後感が悪い。2011/07/17

るな

0
荷宮さんの宝塚への愛を感じます。辛口意見が多いけれど、それも愛ゆえのこと。むしろ言いたかったことをバチン!と言ってくださる姿勢に快さを感じます。同じ頃からのファン、同じ世代ということで、共感できる部分もたくさん。殊に、今時のファン気質の分析には、深く頷いた次第です。2011/05/14

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