内容説明
筆者は、1918年に生まれ東京高等商船学校卒業後、海軍予備少尉に任官。1945年の終戦まで海軍の第一線で勤務し、44年に大尉に進級している。大戦中は重要艦船の護衛任務に多数携わり、本書においてキスカ撤収「ケ号作戦」について特別章を設けている。終戦後は海上保安庁、水産庁を経て水産大学に勤務。現在は同大学名誉教授。「新しい歴史教科書をつくる会山口県支部」で会員として20年間過ごすなど、戦後一貫して日本について思考を重ねている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろびろ
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この本は簡単に言えば、戦中戦後を生きた筆者が今の日本へ「核武装せよ」と訴える論文書です。中国への実質的な抗力を失ったアメリカに頼りきりな今の日本がいかに愚かであるか、日本をダメにする"サヨク"とどう向き合うべきか等、日本の「国防」が今何処へ向かうべきなのかが訴えられています。また、実際に太平洋戦争中に戦地へ軍人として出向いた時の貴重な経験が、"人"との繋がりを通じて綴られています。卒寿を過ぎてもなお、このように自身の考えを余すことなく形にして見せた筆者に、尊敬の念を抱かざるを得ません。2013/11/22
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