ハーレクイン 噂のパーティ・ガール デボンシャーの三兄弟 ＩＩＩ

著者名：キャサリン・ガーベラ【著者名】/片桐ゆか【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596514448

内容説明

アメリアはその美貌から、いつしか“パーティ・ガール”と呼ばれ、真面目な素顔とかけ離れた、派手な女と噂されるようになった。知名度があれば注目され、慈善活動にも役立つと気づき、今ではみずから世間が思うとおりの女を演じている。そんな折、アメリアはジェフ・デボンシャーからディナーに誘われた。ジェフは慈善事業を通じて知り合った紳士的な男性で、ほかの軽薄な男たちとはひと味違い、アメリアも好意を覚えていた。でも彼には恋人がいるはず――そう指摘すると、ジェフはほほえんだ。「君はそんなことを気にしないだろう？」噂どおりの女だと暗に言われ、アメリアは身をこわばらせるが……。■〈デボンシャーの三兄弟〉もついに最終話。父親から航空会社を受け継いだ長男ジェフの物語です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[沙月]

可もなく不可もなく無難に流れる物語。シリーズ通してのネタである兄弟の父問題も、ことごとく絡んでくるくせに終わりはポイ捨て状態。キャラの魅力で読ませる物語かと言えば、書き込みの足りなさを感じる仕上がりで、悪くはないけど印象が薄い。暇つぶしに読むにはいいけど、読まなくても惜しくなることはまずないだろうと思えるのが、全シリーズ通しての印象。この三部作の中では、はじめのお話が一番好きかも。

2011/05/05

[Mari]

★★★

2012/01/13

[francois]

一つ前に読んだのが結構ドロドロものだったので これを読んだら　なんか拍子抜け状態。もうすこし山あり谷ありでもよかったんじゃ。

2011/07/08