ディスカヴァー携書<br> ソーシャルメディア革命 「ソーシャル」の波が「マス」を呑み込む日

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ディスカヴァー携書
ソーシャルメディア革命 「ソーシャル」の波が「マス」を呑み込む日

  • ISBN:9784887598928

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内容説明

ソーシャルメディアとは、マスメディアの対極に位置する、ボトムアップの情報展開のことをさします。
その代表例としては、ツイッター、フェイスブック、YouTube、ブログ、ウィキペディアなどがあり、「草の根メディア」と呼ばれることもあります。

ソーシャルメディア先進国のアメリカでは、ソーシャルの波がいま、インターネットを通じて既存のマスメディアを呑み込む勢いだといわれています。
ではこの、マスメディアをも凌駕するような影響力を持とうとしているソーシャルメディアとはいったい、何なのでしょうか?

これまでのオンライン・マーケティング手法やインターネット広告、そして、そもそも既存のマスメディアとは、何がどう違うのでしょうか?
そして、もっと重要なことは、それはどこに向かっており、どういう形で日本にも浸透していくと予想されるのでしょうか?

本書は、ソーシャルメディアの今について、北米在住、気鋭のソーシャルメディア・ブロガーが目のあたりにした現実をレポートするものです。
ツイッター、フェイスブック、ブログを使っている方はもちろん、企業などでマーケティングにかかわっている方は、日本のマーケティングの今後を占ううえで、必読の1冊です。

目次

第1章 北米におけるソーシャルメディアの勃興(ソーシャルメディアとは何か? 広告大国アメリカで、いま何が起こっているのか? ほか)
第2章 ソーシャルメディア時代の新マーケティング戦略(ソーシャルメディアとソーシャルメディア・マーケティングの違い アマゾン・アフィリエイトとブログマーケティング ほか)
第3章 究極の村八分 孤立していく日本(日本でソーシャルメディアが立ち上がらない10の理由 ソーシャルメディア発展のカギを握る個性と英語 ほか)
第4章 ソーシャルメディア その可能性と課題(ソーシャルメディアが変える音楽業界 ソーシャルメディアの雄、ウィキペディアはどこへいく? ほか)
第5章 ソーシャルメディア革命 その近未来図(ソーシャルメディア革命の現実 ソーシャルメディアの未来図 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tolucky1962

18
2010年、これからFacebookが広がろうというタイミングに書かれている。この時期にSNSの基本を述べている。日米の違い、マスメディアとの関係、どうマネタイズするか、ブロガーになるには。著者の経験や多くのインタビューを交え、SNSについて幅広く解説している。2011年段階に読めば近未来書だし、今読んでもわかり易い解説書。2016/03/05

おーしつ

8
ソーシャルメディア(とソーシャルネットワーク)の現状を数字で裏打ちされたデータで把握するには便利な本になっているし、 日本が取り残されていくことへの危惧や警鐘も分からないではないが、前提がビジネス利用に偏っているので、私のような薄ぼんやりにはちょっと遠く感じられる部分も。 ただ「マス(メディア)」の死はおそらく遠かれ近かれ訪れるだろうし、日本への叱咤は英語が全くダメな人間には耳が痛い。 ちなみに私のクラウトスコアは49でした(笑)2011/04/04

Kentaro

5
ホリエモンは860円の有料メール会員が一万人を越えると言われ、それだけで年収1億円稼いでいる。 アメリカではクラウトスコアで上位になり、インフルエンサーとしてニュースやコンテンツを配信して稼いでいる人が多い。などが紹介されていた。 ブロガーとしてそのときのソーシャルメディアを俯瞰した内容であったが、このとき革命と銘打った内容が、ほとんど新鮮味を感じないくらい様々なプラットフォームが出てきて駆逐された会社があることを再認識させてくれる。デジタル化が社会の変化のスピードをますます高速にしている。2018/10/26

MasakiZACKY

2
ソーシャルメディアの力やその普及について、海外在住のブロガーである著者が、独自の経験や取材から考察した一冊。この分野の流れは早く、すでに今更感漂う本著だが、それだけに著者の話しの的確さが際立ち、今でも通じる提言やアドバイスに説得力がましている。日本全体について、ビジネス視点、個人個人に向けてなど、非常に幅広い視点で書いてある。日本社会に強く浸透している文化もよいが、さて世界に目を向けると…どちらに進むかは結局は我々次第である。ただやっぱり僕は、ソーシャルメディア革命に向かってアドバイスを実践していきたい。2012/12/13

makki

2
#d21social 筆者がアメリカ在住なので、客観的な日本のソーシャルメディアのついてまとめられているので、色眼鏡なしで現状を把握できる。個人も企業もアメリカやイギリスなどの「国」ではなく、グローバルを追えという主張にはとても共感した。個にとってのグローバルとはなにか、グローバルにとっての個とは何かといったソーシャルネットワークの本質を考える機会を与えてくれる良本。2011/03/28

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