内容説明
事件が起きたのは、クロゼット病院の古いボイラー室。病院の設備管理主任のハンクが首を切り裂かれた死体で発見されたのだ。現場の状況から考えて、行きずりの凶行ではないと思われるが、ではその動機は？ 保安官たちの捜査をよそに、好奇心を抑え切れなくなったハリーは、いつものように独自の捜査に乗り出してしまう。そんな彼女を心配して、トラ猫ミセス・マーフィが率いる動物探偵団も、事件捜査へと立ち上がった！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
10
う〜ん、ラリー先生…。物騒にも程があるのでは？未翻訳がまだ10冊あるみたいですが心配です。けど、四足君たちの可愛さは不変です♪2014/05/01
寧々子
7
それぞれの特技を活かし時に他の動物達の助けを借りながら、事件を調べるマーフィたちの活躍を読むのが楽しみだったのですが、今回はちょっと出番が少なかった気が。。。けどお互いをからかったり喧嘩ごっごしたり3匹の無邪気な会話は読んでいて楽しい♪ 人間に対する評価は低く辛辣なコメントをする3匹の会話はけっこう深い。 ピュータの人間は計算なんか知らないほうが幸せだと熱弁をふるうのですが、一理あるなぁと感心させられました。2011/08/20
FeLis-IA
6
クロゼットという小さな町を舞台にしているからシリーズもここまで続くとおなじみの人が殺人者や被害者になることに結構なダメージをくらうなぁ。今回は動物達も大活躍！怪我したりしないかハラハラしちゃいました。ピュータが加わった事にも慣れてきたし。馬のトマホーク、ジン・フィズ、ポップタルトも登場が多くてキツネ狩りのくだりは読んでいて楽しかった。ハリーが怪我をした時のマーフィの動揺が微笑ましい。2011/05/21
ショコラテ
5
新刊出た♪と喜んでいたら、未翻訳が10冊もあるんですね。早く訳して～。クロゼットって、私の認識では住民全員が顔見知りなくらいの小さな町なんだけど、こんなにしょっちゅう殺人事件が起こっていたら、人口減っちゃうんじゃ…と心配してしまいます。今回は顔馴染みになった人物(笑)が犠牲になってしまったので残念。ブーム・ブームとか、いかにも殺されそうな人は殺されないのになぁ。動物トリオの活躍も目覚しく、ピュータの哲学的な台詞が可愛い。イケメンブレアには、目の保養のためだけにでも出てきてほしいです(笑)。2011/06/19
にゃおりん
4
うーん、待ちわびていたんだけどいまひとつ。舞台がくらーい、病院の地下だったり、レギュラーメンバーのラリー医師が殺されてしまったり、気がめいる展開でした。イケメンファッションモデルのブレアは今作でも不在なのも残念。ミランダのおいしそうなお料理は健在でその描写はなめるように読み返してしまった。アメリカでも田舎では近所づきあいが密なんだなと、あらためて思いました。日本より大変かも。宗教からんでるし。2011/04/17
