小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 尼子党忠義―北近江合戦心得〈8〉

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尼子党忠義―北近江合戦心得〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094075878
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

累計30万部突破の戦国シリーズ、第八弾!

尼子党二千人と共に、三万人の毛利勢から上月城を守れ!
覚悟を決めよ、与一郎!

上月城を奪取した羽柴軍。尼子勝久と山中鹿介率いる尼子党、寄騎する与一郎一家も城番に入るが、知恵者の左門だけは軍師修行のため黒田官兵衛に同行し姫路城へ。上月城戦で女子供を無惨に処刑した秀吉に反発する弁造とは、どこかぎこちない別れとなった。
一方、秀吉の所業は播磨衆を激怒させ、加古川での軍議をも紛糾させていた。案の定、別所長
治が織田家を離反し三木城で挙兵、やがて二千人で籠る上月城は三万もの毛利軍に取り囲まれる。耐え凌ぐ尼子党を窮地に陥れる五百匁筒の轟音。与一郎らは決死隊を組織し、敵の大筒破壊に向かう。

豊臣兄弟の成り上がりを元浅井視点から描く人気シリーズ、絶体絶命の第八弾!

【編集担当からのおすすめ情報】
徳川の「三河雑兵心得」、真田の「真田武士心得」、
そして織田豊臣の「北近江合戦心得」で、通称「井原戦国三部作」。
どれも戦国の世をリアルに追体験できる作品で、あわせて読めば立体的に楽しむことができます。

待望の「北近江合戦心得」第八弾は……秀吉播磨で絶体絶命、そして与一郎には契機が来る!
緊迫の加古川評定、決死の籠城戦、一家内で生まれ始めた派閥……今作も読みどころ満載でお届けいたします。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」とあわせてお楽しみください。


【目次】

内容説明

上月城を奪取した羽柴軍。尼子勝久と山中鹿介率いる尼子党、寄騎する与一郎一家も城番に入るが、知恵者の左門だけは軍師修行のため黒田官兵衛に同行し姫路城へ。上月城戦で女子供を無惨に処刑した秀吉に反発する弁造とは、ぎこちない別れとなった。一方、秀吉の所業は播磨衆を激怒させ、加古川での軍議をも紛糾させていた。案の定、別所長治が織田家を離反し三木城で挙兵、やがて二千人で籠る上月城は三万もの毛利軍に取り囲まれる。耐え凌ぐ尼子党を窮地に陥れる五百匁筒の轟音。与一郎らは決死隊を組織し、敵の大筒破壊に向かう。人気シリーズ、絶体絶命の第八弾!

著者等紹介

井原忠政[イハラタダマサ]
2000年、経塚丸雄名義の脚本「連弾」で第25回城戸賞入選。17年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』(経塚丸雄名義)で、第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。「三河雑兵心得」シリーズで『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位、23年「日本ど真ん中書店大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

33
尼子党と共闘した上月城だったが、秀吉のジェノサイドという悪手のせいで、秀吉、黒田官兵衛による毛利方の東播磨衆離反交渉は決裂。その後、秀吉の復命で、信長から上月城を捨て置く命が下ってしまう。史実を知っているだけに、本書の後半は読むのが辛かった。尼子勝久らの切腹に立ち会った与一郎。戦国そして侍の世の常として、人の死が身近にあったとは言え、辛い役目であったろう。<追伸>著者の織豊時代3シリーズのお陰で、年号を覚えることは学生時代から苦手だったが、出来事の前後関係が分かるだけで、時代小説が楽しめるようになった。2026/08/13

fuku3

17
2026.8.29読了。シリーズ第8弾。上月城を堕とした秀吉軍は尼子党を城番として東播磨に戻った。与一郎一家は織田方の寄騎として上月城に残った。そこに毛利軍三万が攻めて来て籠城戦に。当初は秀吉軍が駆け戻り毛利軍を挟みうにする作戦だったが三木城の別所長治が秀吉の所業に反発し謀反を起こす。上月城に一万の援軍を送るも膠着状態。与一郎達は敵の巨砲が邪魔!宵闇に紛れて巨砲を粉砕に成功!秀吉は二進も三進も行かず京の信長に援軍の要請、信長は先ずは三木城が優先と上月城は見捨てられた!果たして尼子党と与一郎達の運命は⁉︎2026/08/29

coldsurgeon

6
シリーズの今回は、尼子等による上月浄籠城戦に、大石与一郎の一党は寄騎として参戦。史実では、尼子主家の切腹で敗戦・開城で終わっている。籠城戦でどのように戦うのか、敗戦後、どのような運命が待っているか、気になりつつ読み進めた。その結果、与一郎は、侍として成長したことになる。2026/08/15

しぇるぱ

3
大石与一郎、羽柴長秀の家来、もともとは浅井長政の遺臣。羽柴秀吉の合戦に従って、只今は上月城にいる。太閤記のストーリーでもここでの合戦は重要なものではない。上月城に尼子一族を配備して、秀吉は播磨の他の地へ、長秀も姫路城にいる。目付のような立場で、大石与一郎は上月城に配備されているのだ。信長の大方針で、上月城は見捨てられる。尼子一族は血筋が絶えるのだ。もともとこのシリーズに明るい展望はない。羽柴長秀は羽柴秀吉より前に死ぬ。藤堂高虎以外に名を挙げた武将がいるか。大石与一郎という武将を知っているか。そういうお話だ2026/08/25

Abercrombie

2
第二次上月城の戦い。水の確保、空夜襲、毛利の大砲の潜入破壊など死力を尽くした攻防戦は読み応えがあるが、新たな歴史解釈は特になし。2026/08/28

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