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内容説明
広告代理店勤務の著者が、毎日見る夢を漫画にした作品です。どれも幻想的で奇想天外な夢ばかり。わたしたちが今まで見たことのないものやストーリーが楽しめます。ちょっと怖くてちょっと切ない、ちょっと笑えてちょっと懐かしい。一度見たら虜になる、不思議な魅力でいっぱいのデビュー作になりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダリヤ
8
2〜3Pでまとめられた岸さんがみた、夢のおはなしたち。なつかしかったり、ふしぎだったり、おもしろかったり、こわかったり。こんなふうに夢をかきとめていたら、いくらだってわたしのせかいの現実と非現実をいききできたのに。たくさんとりこぼしてしまったなぁ、もったいないことしてしまった。岸さんのゆめ、できることならもっともっとのぞきみしたい。夜空すくいが、とてもすき。2013/06/29
ドント
1
うまく言語化・イラスト化された人の夢というのはとてもおもしろい。自分の中の深いところでイメージがつながっているような気分になってくる。2013/12/04
常山切子
1
例えばこんな夢を見た――2012/12/11
すがし
1
一読だれもが目を奪われるのがその奇想。「夢なんだから当然…」と言うなかれ。自分の夢を語れ、と言われてもあまりに脈絡がなさ過ぎて戸惑ってしまうのが普通。翻ってこの作品を見るに、奇想に並んで瞠目させられるのがその堅実な技巧と抜きん出た構成力である。不条理極まる夢を、わずか数ページの中に適確に折りたためる技術と知性こそ驚嘆に値する。この技巧、この奇想。嫉妬と羨望を禁じえない…!!2011/07/25
紅独歩
0
一読、真っ先に連想したのがウィンザー・マッケイの「リトル・ニモ」。人のみた夢の話は退屈だが、稀にそれを優れた作品に昇華させる才のある人がいる。マッケイしかり、漱石しかり、つげ義春しかり。(久住昌之の『夢蔵』もよかった!)これもそんな一冊として、たとえば風邪をひいて微熱がある夜などに読み返したくなるに違いない。2011/04/18