小学館文庫<br> ラジオにもほどがある

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小学館文庫
ラジオにもほどがある

  • 著者名:藤井青銅【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 小学館(2015/06発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
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  • ISBN:9784094086072

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内容説明

多くの才能を発掘した放送作家爆笑の実録。

伊集院光、「芳賀ゆい」、ウッチャンナンチャン、いっこく堂、そしてオードリー。放送作家として数多くの才能をいち早く見いだし、彼らのメジャーブレイクのきっかけを作った藤井青銅が書き下ろす、80年代バブル期から現在に至るまでの血湧き胸躍るクロニクル。お笑い業界、ラジオ業界の「メイキング」ものとしての興味はもちろん、無名のタレントたちが放送作家とのコラボレーションによってどのようにメジャーになっていったか、の記録を通じて、あらゆる職種や個人に必要とされる「現代人のプロデュース論」にもなっています。巻末には、現在人気絶頂のお笑いコンビ「オードリー」との特別対談を収録します。

目次

1 伊集院光にアドバイスしたり、辻仁成にエラソーにしたり…
2 芳賀ゆいを創ったり、古舘伊知郎の証言をもらったり…
3 モーツァルトと合作したり、T部長に見学されたり…
4 いっこく堂をプロデューシしたり、徳光和夫に尋ねられたり…
5 ロン・ルーカスに感動したり、高田文夫としんみりしたり…
6 オードリーと出会ったり、見知らぬ作家x氏にエールを送ったり…
巻末対談 ラジオはアウトレット(藤井青銅×オードリー)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

20
著者は放送作家。あらすじに<80年代バブル期から現在に至るまでの血湧き肉躍るクロニクル>とありますが、そんなに細かく書かれている訳ではありません。伊集院光と芳賀ゆい、いっこく堂プロデュース、ブレイク前後のオードリーの3点について書かれています。「落語家の名前であることで損することの方が多いと思う」と、伊集院光に、三遊亭楽太郎(現・圓楽)の弟子・三遊亭楽大と伊集院光の2つの名前で活動していた頃に著者はそう言ったそうですが(続く2018/12/05

さすらいのアリクイ

10
放送作家、藤井青銅さんの本。藤井さがんラジオ番組で行った企画のコンセプトや狙いを説明したり、腹話術のいっこく堂さんの舞台をプロデュースし、ラスベガスでの舞台にも挑戦したことも書いてある。本の裏表紙の説明にこの本は「「現代人のプロデュース論」にもなっている」と書いてあり、そのことを頭に入れて読むとなるほどなあと内容を理解しやすくなる。架空のアイドルの話、いっこく堂さんを面白く見せる試行と方法の話、若手芸人に売れる前にラジオのフリートーク番組を与える話など、藤井さんのプロデュースの技術を堪能できる本。2018/08/31

スプリント

7
「俺が育てた!」的な裏方さんからみたラジオのお話です。 チャンスをつかみ表舞台で活躍する人には支援者がいるものです。2019/06/30

imagine

6
何年も前に下北沢B&Bで買ったままだった積ん読本。今や大活躍中の放送作家、佐久間宣行も、深夜に無名時代の伊集院光のラジオを聴いてぶったまげたという。私もその中の一人。伊集院光自体を世に出すことに熱中し、伝説の妄想アイドル「芳賀ゆい」ブームを作り上げた回想記を懐かしく読んだ。ミス・ポニーテールコンテスト優勝という肩書きに、当時布団の中で爆笑したっけ。いっこく堂、オードリーへの関わりも詳しく書かれている。巻末の全仕事を眺めれば、その仕事ぶりと衝撃度は、かの筒美京平を彷彿とさせる。2024/09/20

frog

3
ほぼ無名だった伊集院光、いっこく堂、オードリーとの出会いと売り出しを中心に、ラジオ番組制作と芸人(フリートーク)の魅力について述べられた内容で、放送作家/構成作家の役割とは何かがよくわかる好著でした。何気ない出来事を聴き手に面白く伝えることのキモが述べられていて、日々の発想や日常での面白がり方へのヒントになっているのが素晴らしい。ラジオファンにとっては、巻末の藤井氏ラジオ全仕事年表が非常に貴重な資料になっています。こういう本をもっと読みたい。2011/05/07

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