内容説明
コンビニの片隅にひっそりと置いてある『実話ナックスルズ』という雑誌、ひっそりと九年も置いてある。内容はゴシップ、スキャンダル、アウトロー、芸能、事件、ギャングカルチャー、都市伝説…。アウトロー雑誌として知る人ぞ知る存在になった。しかしその裏では当然のごとく数数え切れない抗議がある。編集者の仕事はページを作って雑誌を刊行するだけではなく、出版後の抗議への対応が実は編集の腕の見せ所。そのトラブル記とどういう風に対応してきたのか。編集の「裏仕事」が本書に記してある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
20
実話ナックルズ編集長のトラブル始末記2022/10/10
ごへいもち
13
元気が出た2011/11/16
澤水月
5
ナックルズもダークサイドJAPANも大好きで以前より尊敬の久田将義氏クレーム体験談。震災直後刊で見逃してたの悔やむが2年寝かせたからこその味も(民主政権時、安倍が一番のクレーマー!)。ライターズデン騒動、知人、故人だらけでいっそ懐かしく…(連れ合い勤める店での事。当時私はそこから出勤も)。デンは山地悠紀夫本の小川義照氏輩出は功績だったが…やはりライターの章が白眉。潰瘍にさせられた、世間的にはタレントだが怜悧な才能の書き手T氏の件、よく判る…(詳細書けない/書きたくないのも)。殺人者と土方巽の眼の話、刺さる2013/10/22
v&b
4
ためになって、笑えて、泣けました。 美文ではないかも知れないけれど、心に残る文章が沢山あった。 大塚英志氏が載っていると勘違いしたのがキッカケだけれど、読んでよかった。2011/10/05
ダンスにホン!ころりん
3
20110404初版第1刷発行 160402読了2016/04/02