内容説明
ニーチェ、ドラッカー、ブッダ――今、過去の偉人たちの言葉に触れ、もう一度原点に立ち帰ろうという世の中の流れがあります。
日本にも「日本国憲法」という原点の一つといえる言葉があります。不安なことが多い今の時代だからこそ、あらためて「憲法」に触れて、自分にとって大切なものは何かを見つめ直してみませんか?
本書では、その手助けとして、知っているようで知らない日本国憲法の基本を、ストーリー形式でやさしく解説しました。法律の初心者でも1時間で憲法を学ぶことができます!
目次
Prologue けんぽうがしゃべった?
Chapter1 けんぽうって、なんだろう?
Chapter2 けんぽうの正体は?
Chapter3 けんぽうが存在する1番の意味って、なんだろう?
Chapter4 3つの自由ってなんだろう?
Chapter5 自由があれば、それだけでいいの?
Chapter6 三大原則って、なんだろう?
Chapter7 国民にも義務があるの?
Chapter8 国民主権って、なんだろう?
Chapter9 統治機構って、なんだろう?
Chapter10 改正はどうやってするの?
Chapter11 けんぽうを深く知ることの意味って、なんだろう?
Epilogue だれが1番えらいのだろう?
ふろく 日本国憲法 全文
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこママ
6
子供に分かるような言葉で書かれた憲法の本ではあるが、学校の授業から離れて何年も経った大人にとっても理解しやすい本というイメージを持った。けんぽうくんのキャラはなかなか面白かったが、いくつかある休み時間でのライ男&シマ男のお喋りはツッコミを入れたくなって仕方なかった(^-^;;; 表紙の「心温まる物語」という言葉は通して読んで初めて感じるようなことなので、釣り文句としてはイマイチだったのではないかと思う。2011/08/10
みどるん
5
これは中学生が読んでも分かりやすいと思う。概念が掴めるし軽く読める。シマ男とライ男の休み時間はちょっとカオス。普通選挙は性別制限がある広義の意味もそれとなく記しておいた方がいい気もした。2013/08/24
オランジーナ@
3
小学生向き2021/06/13
歩
3
この忙しい年末に、勉強しようと思って手にとった一冊。日本国憲法の条文すべてが巻末にのってます。憲法の概要、解説が会話形式だからすっごく読みやすい。小学生にもぜひ読んでほしい。ただ文句を連ねるだけのおばちゃんではなく、知識を武器にきちんと話をできるりっぱな大人になりたいなあ。2018年は、もっと知識を知恵を、自分の血肉にしていきたい。2017/12/27
ryunosu
3
分かりやすくしようとしてるように見えて、憲法解釈は結局のところ護憲。そういう考え方があることは否定しないが、「分かり易い=正しい」というわけではないと肝に銘じて読むべきだと思う。社会権の説明などは非常に端的に纏められていた。2013/09/23