内容説明
椎名まゆりに降りかかる“悲劇”を防ぐためタイムリープを決行した岡部倫太郎。彼が世界線の果てで真実を掴む時、新たな「運命石の扉」が開かれる。全ての謎が「収束」するもう一つの「シュタイズ・ゲート」完結編! 本書は、電子書籍の仕様用に改行等の文章表現を一部変更しております。予めご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
51
読み切りました。分厚かったが、久しぶりに読み終わりのゾクゾク感。楽しめました。やはり物語は、ハッピーエンドでいいんじゃない。繰り返し苦しさをともに味わい、積み重なるストレスに投げ出しそうになって、最後には甘さを味わいたいじゃない。本当に、これぞエンタメというストーリーでした。食わず嫌いはせずに、タイムリープ好きは読むべきです。2020/09/22
mt.gucti
46
原作GAMEのシナリオが完成されすぎていて なかなか他の展開がうまくゆかないシュタインズゲートの ど真ん中クリスルートのノベライズ。よくも二冊で完結できたものです。作者なりに納得がいかなかったであろう個所と、短縮の為の改変を後編でキッチリ纏めてきました。改変に皆さんの好き嫌いは有るでしょうけれど、一気に読ませる筆致は評価に値します。スゴイと思います 数ある関連書籍の中では やはり一番でした! 再々再読。2015/08/21
PSV
28
「フェニックスの鳳凰に、院、そして凶悪なる真実!……で、鳳凰院凶真だ。俺は混沌を望む者。世界の支配構造を破壊する者……そしてお前の野望を打ち砕く者だ!」超傑作。「ディスコ探偵水曜日」級。つまり、ここ数年で最高レベルのクオリティ。ふと、誰かのことをクリスティーナと呼びたい。ふと、「フゥーハハハ」と高笑いしたい。ふと、白衣とか着たい。「クックック」と含み笑いをしたい。厨二りたい。タイムリープたい。誰かを救いたい。誰かを命を懸けて救いたい。世界を騙したい。自分を騙したい。エル―― プサイ―― コングルゥ―― あ2011/06/01
星野流人
21
アニメ版のみ視聴済。こうして改めて読んでいくと、『STEINS;GATE』というタイムリープ作品の異様なまでの完成度の高さには圧倒されるばかりです。まゆりの死という抗えない未来を打ち消すべく動き回る岡部に、次から次へとやってくる想定外、あるいはかつてそのことを知っていたはずなのに忘れていた事象に次々と打ち当たり……ほんのわずかの隙もない、辿るべくして辿ることとなった岡部の長い長い旅路。それを余すところ無く描かれていたと思いました。 復讐の鞠のシーンはアニメにも無かったので、心から震え上がりました……。2015/07/12
ナギ
17
まゆりを救う為にタイムリープを繰り返す主人公だが、まゆりを救う方法を選ぶと紅莉栖が犠牲になってしまう。すべてを解決するシュタインズゲートへの到達方法とは?さて、かなり分厚く読むのが大変でしたがゲームとは少し違う展開もあったりするようで、なかなか読み応えがありました。ゲーム未プレイの方にもオススメです。2021/02/03
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