新潮新書<br> プロ野球解説者の嘘

個数:1
紙書籍版価格
¥748
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

新潮新書
プロ野球解説者の嘘

  • 著者名:小野俊哉【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 特価 ¥462(本体¥420)
  • 新潮社(2015/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106104121

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

二〇〇八年の横浜は首位打者と本塁打王を擁しながらなぜ最下位だったのか。イチローが活躍しているのにマリナーズはなぜ弱いのか。「史上最強打線」を誇った二〇〇四年の巨人はなぜ3位だったのか……。解説者の思い付きコメントを信じてはいけない。プロ野球には独自のロジックがあり、「4番が打てば勝ちますよ!」のような単純化は事実と違うからだ。データ分析から読み解く「目からウロコ」のプロ野球の真実。

目次

第1章 首位打者と本塁打王がいた横浜が、なぜ最下位だったのか
第2章 野村克也の説「野球は投手が7割」は真実か
第3章 王貞治「868本塁打」を科学する
第4章 イチローが活躍しているのにマリナーズはなぜ弱いのか
第5章 4割バッターは誕生するか
第6章 ヤクルトの外国人選手はなぜ活躍するのか
第7章 阪神JFKは「正しかった」のか
第8章 犠打と強打はどちらが点に結びつくのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

236
この本を読むと野球を観るのもひとつ楽しみが増えていいな。王監督、ノムさんのすごさがズバ抜けてるなぁ。2019/06/25

calaf

13
プロ野球解説者を含む、プロ野球界の常識の正誤を数値的な考察で客観的に判断しようとしたもの。ただし、統計的に有効な処理かどうかは記述なし。また、医療統計等と同じように、こういうのはどうしてもいろいろな考察事項が入ってくるので...野球に関して知識のない私としては、この本の内容が正しいかどうかは不明かなぁ...2012/12/17

Kaz

12
野球は、数字で表しやすいスポーツだから、この手の分析が素人にもわかりやすいんですよね。正誤の評価は別にして、数字をいろんな方向から見て、あーだ、こーだと盛り上がる。これもまた、野球の醍醐味。小野氏の本は三冊目。これからも、面白い角度からの野球データ本を出して欲しい。2012/07/09

showgunn

10
タイトルと内容には確かに乖離があるのだが、データを検証していくことによりプロ野球の本質に近付いていく過程はエキサイティングである。 阪神のJFKについて、投資効率の観点からの分析を加えてるとこも新鮮だった。 ところでこの本について「データがすべてではないところにプロ野球の面白さがあることを著者は知らない」という感想を書いてる人がいたが、そんなことはないだろう。これはあくまでデータを検証してプロ野球を分析することを目的とした本で、自分の思う内容じゃなかったからと言ってそういう言いがかりを付けてはいけない。2016/07/18

YOS1968

10
非常に面白かった。野球は6回までにリードをしていたチームが9割近く勝利する。イチローがいてもマリナーズが弱い理由や、首位打者内川と本塁打王村田のいた横浜は最下位だった理由。王のすごいところは三振が少ない長距離打者だったこと。イニングの先頭打者が出塁した場合、犠打をした場合としなかった場合では得点の確率が5%も違うこと。非常に説得力のあるデータ解析で、野村や仰木監督の考えていたことなども分かるような気がした。でもちょっと本のタイトルが悪いなぁ。2011/10/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2971565
  • ご注意事項