続・星守る犬

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続・星守る犬

  • 著者名:村上たかし【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 双葉社(2012/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575303001

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内容説明

2011年6月11日全国東宝系にて映画公開!『星守る犬』の正統続編!前作「星守る犬」と対を成す“生”そして“救い”をテーマにしたもうひとつの『星守る犬』。 あの日、拾われなかったもう一匹の子犬がいた――!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

178
こちらの続編では偏屈な老女が瀕死の子犬と出会ってからの日々を中心にしつつ、前作のハッピーとお父さんが出会った少年のことも描かれており、謎だった様々な実情がわかって納得はできた。でもやるせなさは変わらない。人生に疲れてどん底を味わい、無一文になっても再起する人はいる。でもあのお父さんはハッピーと居ることだけを選んだ。それが彼らに残された幸せだったのかもしれない。価値観なんて十人十色だし一般論じゃ語れない。犬と生活することで性格も人生も変わる人がいるように、犬側の生き方も変わる。実はすごく深い話だったと思う。2014/09/30

mariya926

114
『 星守る犬』のハッピーの弟が心臓が悪くすぐに倒れてしまいますが、偏屈おばあさんの心を動かすところがよかったです。自分を無条件に慕ってくれる存在には弱くなっちゃいますよね。そしてお父さんのお財布を持っていってしまった少年がどうネグレクトに遭って、北海道まで行ったかが出てきていますが、いつも自分を「ぎゅっぎゅっ」と言いながら抱きしめている姿に胸を打たれました。お祖父さんがいつもぎゅっぎゅって抱きしめていてくれたからです。お祖父さんが万引きをしたお店を訪ねて一緒に謝っている姿を見てもう大丈夫だと思いました。2019/02/28

momi

91
原田マハさんの「小説・星守る犬」を読んで…あの時のハッピーの弟犬のことが気になり、こちらを読むことにしました!今回も…泣いてしまいます!!「星守る犬」のお父さんとハッピーも登場し…そして…あの時…お父さんが助けた少年も出てきます…。あの子…本当に北海道のおじいさんの所へたどり着いたのですね…。まだ読まれてない方…ぜひ、前作を先に読んでこちらを読んで下さい…。滝のように涙がこぼれてきます!!2013/03/19

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

81
お気に入りのカフェにて♪ウルウルきちゃった・・・!ワンちゃんの絵がとても可愛くて愛おしい♥ワンちゃんの心の声が、おもしろくて、切なくて、ご主人様への想いにすごくジーン(キュン♥)ときた・・・☆悲しくて胸が「ギューッ」となる場面もあったけど、優しくて温かくて素敵な物語♪哲男とハッピーのお話は、思わず泣きそうになった。。。人は孤独でも、どこかで誰かと繋がっているんだなと感じた。表紙の満開の桜、エピローグの舞い散る桜が、印象的☆この季節に読めて良かった♪大切な人を思い浮かべずにはいられないお話♪2015/04/07

あん

77
『星守る犬』の続編。前作メインの『ハッピー』の弟犬『チビ』、母親から育児放棄された『哲男』、ペットショップで廃棄処分寸前だったパグの『ハッピー』のお話。前作と繋がっているので両方読んでセットです。今回のお話は悲しい結末じゃなかったのでよかったけど、前作で哲夫がお父さんの財布を盗まなかったら、お父さんはもう少し生きられたのではと考えると少しモヤモヤ。でもお父さんは死期が近いことを知っていたと思うし哲夫が謝りに来ても怒らなかったと思う。前作を先に読んでからこちらを読むことをオススメします。感動が増しますよ。2014/07/17

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